大貫卓也全仕事 の商品レビュー
何故今回は本の表紙の画像がないかというと…表示が真っ白(詳しくは文字が浮き文字)な為です…。内容は『ペプシマン』『are you hungry?(カップラーメン)』他日本を代表する広告を制作されている、アートディレクター大貫卓也さんのお仕事集。 ああっ 広告っていいなあ〜楽しい...
何故今回は本の表紙の画像がないかというと…表示が真っ白(詳しくは文字が浮き文字)な為です…。内容は『ペプシマン』『are you hungry?(カップラーメン)』他日本を代表する広告を制作されている、アートディレクター大貫卓也さんのお仕事集。 ああっ 広告っていいなあ〜楽しいな〜って、思っていた時期をすごくきれいに思い出させてくれる本で、久々に読みなおした今回もなんだか嬉しい気持ちになってしまった。大貫さんは『すごくカッコよく遊ぶ広告』をつくる人だという印象。大貫さんがやりはじめてからすっかり多くなった、『パロディー広告』も大貫さんのは全然カッコイイ。すごくうっとりするほどカッコよく、オヤジギャグを言う、みたいなカンジでしょうか。 佐藤雅彦さんは『数学的な理論で組み立てて確信犯的なものをつくる人』だったけど、大貫さんは『経験と知識とテクニックとセンスと遊び心』の職人っぽいカンジがする。以前雑誌で佐藤さんと大貫さんが対談していたものがあったんだけど、もうそれぞれの視点というか感覚が全然違っていて、とても二人の個性が際立っている内容で楽しかったな〜 あとは、長期に渡るキャンペーンを通しての、人々の心のつかみ方とかが上手。今は即効性を求める単発的な『使い捨て広告』ばかりが、以前にも増して多い気がするけど、もっと根本から組み立てた大貫さんのようなじっくり確実に攻める長期に渡るキャンペーン広告とか、ブランドイメージコントロールとか、そーゆーのが多くなればいいなってゆーか、自分が頑張らないといけないんだけど…。人に批評ばかりする人ほど、その人自身は大したこのないそーです(つまり私のこと)。
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自分が子供の頃によく見ていたCMやら広告やらが結構あった。特に日清カップヌードルの『Hungry?』というのが大貫さんだと知って、ぶったまげた。この本が出版された時点でまだ34歳ということに驚きだ。アートディレクションというものが、どれだけ粘着して行われているのかが、『周りの人の...
自分が子供の頃によく見ていたCMやら広告やらが結構あった。特に日清カップヌードルの『Hungry?』というのが大貫さんだと知って、ぶったまげた。この本が出版された時点でまだ34歳ということに驚きだ。アートディレクションというものが、どれだけ粘着して行われているのかが、『周りの人の目』から伝わり非常に感心させられた。一日60本のヘビースモーカーの人が、大貫さんに粘着されてスッパリ辞めてしまったというエピソードを聞いたら、なぜか一日1箱の自分も今のところ2日は禁煙してる。大貫さんは、企画の段階では理詰めで通し、制作に至ると感覚で粘っていくという。おもしろいなあ。幼少の頃はずっと骨を描いていたとか。
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4月1日、新聞の全面をつかって としまえんを「史上最低の遊園地」と謳った 伝説宣伝(?)の仕掛け人、大貫氏による公告を集めた本。 史上最低~のインパクトは段違いだけど、 ほかにも「ああ、あれか!」ってのをたくさん作ってて、 「これも?」「これもかー!」って驚くだけでも楽しめる。...
4月1日、新聞の全面をつかって としまえんを「史上最低の遊園地」と謳った 伝説宣伝(?)の仕掛け人、大貫氏による公告を集めた本。 史上最低~のインパクトは段違いだけど、 ほかにも「ああ、あれか!」ってのをたくさん作ってて、 「これも?」「これもかー!」って驚くだけでも楽しめる。 おもちゃ箱をのぞいているようなワクワクさがいい。
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Jリーグや愛知万博のシンボルマークを考えたすごい人だー。 「面白いことを考えてること自体が、すでにつまらない」同感です。それを考え始めると、自分がつまらない人間に思えてしかたなくなる。(才能がないから?)
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