昭和天皇(第4部) の商品レビュー
「国際平和を乱すのは皇祖に申し訳なく、憲法を犯すのは明治様に申し訳ない」。四巻で強く印象に残ったのは、昭和天皇の生真面目で、まっすぐな思いでした。 昭和天皇自身は平和を望んでいるのに叶わず、クーデターが乱発し陸軍が台頭してきて、側近を殺され……四巻はこれまでで一番深い深い悲しみに...
「国際平和を乱すのは皇祖に申し訳なく、憲法を犯すのは明治様に申し訳ない」。四巻で強く印象に残ったのは、昭和天皇の生真面目で、まっすぐな思いでした。 昭和天皇自身は平和を望んでいるのに叶わず、クーデターが乱発し陸軍が台頭してきて、側近を殺され……四巻はこれまでで一番深い深い悲しみに打ちのめされるようでした。天皇と、その外のひとたちとの齟齬がひたすら悲しく、考え込んでしまうことが多々ありました。 次巻はついに開戦で、冒頭に挙げた昭和天皇の思いによりつらさを感じずにはいられません。
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イギリス政府最高財政顧問リース・ロスのイギリス側からの提案を外務次官重光葵や外務大臣広田弘毅が受け容れていたら, その後の日本はどのようになっていたのだろうか。 歴史に仮定は許されないけれど。
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