リクルート事件・江副浩正の真実 の商品レビュー

江副浩正【著】

2011/02/12

検察の暴走は今に始まった事ではない。以前より暴走していたし、その時の様子が克明に書かれている。検察の実態を知る上で必読だと思います。

2010/12/18

リクルート事件が起こった頃、私は小学生。
名前は知っているものの、どういう事件であったかは知らなかった。

2010年は検察の暴走に大批判が起こった年だったが、この時期だからこそ読んでおきたい一冊。
昨今起こった事件同様に、リクルート事件も国家の暴力性が露わになった事件である。
本当に恐ろしいし、憤りを感じる。
またライブドア事件と同様、日本経済に与えた影響も甚大である。
経済音痴なのに首を突っ込んでくる特捜って真正のバカなのかしら？

戦前から続く、特高警察のような今の特捜という組織。
99.9％有罪にしてしまう司法制度。
例えるならば、正義か悪かを決めてしまう将軍様なのである。
司法制度改革は急務である。

2010/08/15

江副さんの視点で書かれたリクルート事件。
メディアの報じ方、検察の出方、当事者目線で読むことのできる貴重な本。

事件の全体像や背景などを私は教科書でしか知らなかったので、
いい勉強になったとともに、時代の流れを感じさせた。
個人的には、江副さんのようなひとでも、
あそこまで精神的にやられるのか、という驚きが一番強かった。