楽しく稼ぐ本 の商品レビュー
著者お二人のプロフィールを見れば想像がつくが、「こうすれば楽に儲かる」的タイトルとは裏腹に現状、そして将来についての冷静な分析をしながらの対談がメイン。楽しく稼げるかどうかは保障はされないがこれだけはやっておくべき、といった方法の提案が多い。 安易な自己啓発本とは異なり、税...
著者お二人のプロフィールを見れば想像がつくが、「こうすれば楽に儲かる」的タイトルとは裏腹に現状、そして将来についての冷静な分析をしながらの対談がメイン。楽しく稼げるかどうかは保障はされないがこれだけはやっておくべき、といった方法の提案が多い。 安易な自己啓発本とは異なり、税理士らしい現状肯定をしつつそれを上手に利用するための方法論と、文筆家らしい既存のシステムを少しずつでも書き換えていこうという革新的な発想の絡みあいが、前向きな発想を与えてくれる。 岡本さんが、安直な「こうすればいい」的なノウハウを一刀両断し、日垣さんが既存のシステムに依存し続けようとする輩に強烈な警告をする。両極に位置するお二人のようにみえるのではあるが、対談内でも述べられているようにお互い望んでいた対談が実現したようで、対立構造のなかでも多くの共通認識を次々と形成していく様は壮観ですらある。こうした「対話」は複雑な人間関係では常に求められるべきものであり、自分の考えに対していかなる抵抗も許さない方々には見習っていただきたいものである。
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再読。 ジャーナリストと経営コンサルタントの2人が対話形式で書かれた本。 稼ぐというよりも、働いていく上で役に立ちそうなことや、経済活動の中で頭の片隅に置いておいた方がいいなと思うことが書かれていると思う。 また、対話形式なので、読みやすい。
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儲ける事のエッセンスがしつかり入った本。稼ぐ為のノウハウなどは、ここにかかれている事以上に有るに違いないのですが、本質はこの本の中にありそう。 これからの人生に(個人的ではあるが)役立ちそうな感覚があった本。
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リアリスト2人の対談(放談?)。現実見やがれって感じで終始。 最後の子育てに対する考え方は面白いし、自分でもやってみたいと思う。
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対談形式でサクサク読める。 資産1億円以上は1.8%、年収2000万円以上は1.3%といった、経済数字から、起業する時の狙い目や注意点、ギャンブルを通した、子供の教育法まで。さまざまな話題があり、引き込まれて行きました。
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土井さんのBBMで紹介されていた一冊。 経営者かつ、会計の知識がある人に向けに書かれている本のように感じた。 そのため、今の自分にはあまり合わなかった。 経営をもっと勉強したら、共感できることが多いのだと思う。
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ビジネスの世界では、人を評する時に「金のにおいがする人/しな い人」といった表現をします。 本日ご紹介する一冊は、ジャンルは違えど、お金のにおいがプンプ ンする2人による共著です。 一人は、ジャーナリストながら独自のやり方で原稿料・印税以外の 収入減を持つ日垣隆さん、そしても...
ビジネスの世界では、人を評する時に「金のにおいがする人/しな い人」といった表現をします。 本日ご紹介する一冊は、ジャンルは違えど、お金のにおいがプンプ ンする2人による共著です。 一人は、ジャーナリストながら独自のやり方で原稿料・印税以外の 収入減を持つ日垣隆さん、そしてもう一人は、経営コンサルタント ・税理士として有名な岡本吏郎さんです。 本書では、この2人の対談形式で、税金の話から商品の価格設定、 不動産投資の話まで、「楽しく稼ぐ」をテーマに、じつに幅広いト ピックを論じています。 お二人の得意分野である、知的生産における稼ぎ方についても紙数 が費やされているので、同業の方は、ぜひチェックすることをおす すめします。 まず思い切って価格を上げる、買った人が破綻した物件を買う、飲 食店は3年でやめる、クレーム客を切るなど、両者ともあまりにざ っくばらんな主張で驚きます。 かと思うと、税金や不動産投資、これから有望なビジネスについて の具体的なアドバイスもあり、じつに実践的。 対談本だと思って軽い気持ちで読んでいたのですが、これは拾い物 の一冊でした。 知的生産で稼ぎたい人や、中小企業経営者にはとくにおすすめです。 ぜひ、お訊きしたい。この国はいつから、人を一所懸命になって雇 う人たちが、蔑まれるようにすらなってしまったのか、と(日垣隆) みなさん、6月に住民税が来ることを考えていないんです。それも 前の年の収入についての税額ですから。稼いだ年の12カ月のカレン ダーのなかで、翌年6月に来る分を仮計算して、資金繰りしておか ないとダメです(岡本吏郎) 「いつかはレースを終わらせる」と自分自身の念頭に置いていない と、いつまでたっても仕事をやめられない。やはり、内部留保はき ちんとしておかないといけません(岡本吏郎) 中小企業の場合、提供側がプレッシャーを感じる価格というのはキ ー(岡本吏郎) 価格というのは、場合によってはひとつの商品で何種類か用意して もいい(岡本吏郎) たとえば私は、物書きとして20年あまりやっている。では仮に私が 書くことが好きだとして……、本当は好きではないですけれど(笑)、 タダ同然で原稿依頼を受け続けたとしたら、どうなるか。400字1枚 100円でもけっこうですとたくさん仕事を受けていたら、あとから 来る後輩が育つでしょうか(日垣隆) 消費は自己表現なんです。ですからコモディティー以外の商品の価 格は、絶対に高いほうがいい(岡本吏郎) 新規参入は必ずあると考えてビジネスを組み立てたほうがいい(岡 本吏郎) 買った人が破綻してしまい、安く売り出された物件なら買ってもい い(日垣隆) 稼ぐために一番いい解決策は「かけ算」しかありません(岡本吏郎) 「噂の眞相」はもう社員がいないのに、ずっと集金しているわけで す。ネットに載せておくだけで口座残高が増えていく。これはおも しろいなと思います(日垣隆) 5000人市場のおいしさというのがあって、ひとつは価格が高い。そ れと顧客ロイヤリティーが高い(岡本吏郎) 飲食店を3年でやめるのは正解です。飲食店は3年と1日目から売 り上げが落ちますから(岡本吏郎) 今は「難民ビジネス」が儲かっています 第1章 間違いだらけの会計常識 だからあなたは儲からない 第2章 価格常識のウソ 安売りは自分の首を絞めるだけ 第3章 資産づくりの勘違い 財産と思ったら負債だった!? 第4章 かけ算の経営戦略 衰退産業にこそチャンスが眠っている 第5章 経営者の資質 この社長なら会社は安心か? 第6章 ビジネスの落とし穴 格差社会で抜きん出るには 付録 賭け事で確実に儲ける方法 経営も人生も肝心なことはカジノが教えてくれる
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◆取引費用 ◆フロントエンドとバックエンド ◆マイクロ・ビヘイビア→ミクロレベルでの自己成長、小さな成功体験の積み重ね ◆辞め時は時間で区切る ◆優先順位を決める、制限時間を決める ◆ドミナント戦略→コンビニ等に見られる特定の地域に集中して出店して、知名度や経営効率をあげる ◆こ...
◆取引費用 ◆フロントエンドとバックエンド ◆マイクロ・ビヘイビア→ミクロレベルでの自己成長、小さな成功体験の積み重ね ◆辞め時は時間で区切る ◆優先順位を決める、制限時間を決める ◆ドミナント戦略→コンビニ等に見られる特定の地域に集中して出店して、知名度や経営効率をあげる ◆こばんざめ→集客力のある店舗の近くに出店 ◆収穫逓減の法則→土地に労働、資本を投入することで得られる収穫は、投入量を増やすに従って増え方が次第に小さくなっていく法則 ◆1000~1500はマーケットの最小単位 ◆5000人市場のおいしさ ◆現代は自己愛型社会 ◆飲食店は3年と一日目から売り上げが下がる ◆逆選択→売り手の本来の意図とは逆にリスクの高い買い手が集まってくる現象 ◆上位二割は自己成長モデル
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お金を稼ぐことの「現実的な」本質に満ちた本。 カジノをお金の教育に使う、成長する人は 「今すぐ行動する人」など、目から鱗の話題に 満ちている。理論系ビジネス書ではなく、現実の ビジネス書としてお勧め。
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