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日本経済のウソ の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2011/04/14

日本経済の問題点、日銀の役割と、現状の乖離をバッサリ批判。 いかにしてインフレ誘導していくか、その方法論と必要性。 正直内容が難しかった。 経済学の基礎を勉強してないので、理解するのに必死だった。 それでも、日銀における、手段の独立性と目的の独立性は別ものであって、あくまで目...

日本経済の問題点、日銀の役割と、現状の乖離をバッサリ批判。 いかにしてインフレ誘導していくか、その方法論と必要性。 正直内容が難しかった。 経済学の基礎を勉強してないので、理解するのに必死だった。 それでも、日銀における、手段の独立性と目的の独立性は別ものであって、あくまで目標は政府が定めるべき、というのは納得。 需給ギャップやリーマン・ショックへの対応結果、バランスシートの内訳など、データに基づいて議論が進んでいくのも客観的だった。 どうにもマスコミ、日銀は、インフレ=制御不能=悪、と考えてる風潮があるので、その理由とかも知りたかった。 経済学の知識をつけてから、もう一度読み直したい。

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2011/02/25

日本は世界の潮流から外れており、日本の勝手な定説によって今のデフレからの脱却への失敗を招いている。 筆者はもと官僚で説得力がある語りなのだが、如何せん難しい。私は政治しか学んでいないので経済には疎い・・・ そういう人たちにもわかる平易な本であってほしかった。

Posted byブクログ

2019/01/16

日本がデフレから脱却できないのは、日銀のせい。 インフレ目標を4%に設定すれば、増税なしに借金を返せる。 民主党の政策は、郵政民営化に反するから駄目。

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2014/10/30

[ 内容 ] 「日本は国家破綻する」「デフレ不況は量的緩和では回復しない」「増税しても景気は良くなる」などなど、日本経済はウソだらけ! 日本が長い不況から立ち直れない理由は、日本独自のおかしな定説にこそあった。 日本経済が復活するためには、ウソだらけの定説を見直し、もっとも効果的...

[ 内容 ] 「日本は国家破綻する」「デフレ不況は量的緩和では回復しない」「増税しても景気は良くなる」などなど、日本経済はウソだらけ! 日本が長い不況から立ち直れない理由は、日本独自のおかしな定説にこそあった。 日本経済が復活するためには、ウソだらけの定説を見直し、もっとも効果的な経済政策を行なわなければならない。 大恐慌からリーマン・ショック、そしてギリシャ破綻まで、世界の常識に照らしながら、日本経済のウソと真実を克明に解き明かす。 [ 目次 ] はじめに―日本経済のウソと真実を見抜け! 第1章 日本はなぜ不況なのか?―デフレ不況の経済学(日本はなぜデフレなのか?;デフレは誰の責任か?;正しいデフレ対策とはなにか?) 第2章 危機はいかに克服されるか?―危機克服の経済学(これまで、どのようなデフレがあったか?;歴史からなにを学ぶか?;いかに金融システムを安定させるか?) 第3章 これからの日本経済はどうなるか?―国家再建の経済学(日本経済はどうなっていくか?;日本はなぜ正しい金融政策を行なえないのか?;日本の未来はどうなるか?) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/08/30

編集サイドにフリーハンドを与えられたのか、かなり専門的な各論が多くて少し手ごわいというかわかりづらい。 構成のちぐはぐさとともに、今この作者が出せばなんでも売れるという出版社の計算が少し鼻につく。 内容は、日銀悪玉論とその説明資料であり、きちんと理解できていないがかなり強力な資料...

編集サイドにフリーハンドを与えられたのか、かなり専門的な各論が多くて少し手ごわいというかわかりづらい。 構成のちぐはぐさとともに、今この作者が出せばなんでも売れるという出版社の計算が少し鼻につく。 内容は、日銀悪玉論とその説明資料であり、きちんと理解できていないがかなり強力な資料に思える。

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2010/09/01

 日銀の緩和姿勢と言葉だけのごまかしを指摘している。高橋はほぼ15年前から日銀の量的金融緩和の「緩和」度について批判しているのでおなじみの批判になる。  高橋の類似書の中で本著の新しさは、リーマンショック後の金融規制をEUと米国の動きなどを紹介して、日銀に監督させるが適切かをも考...

 日銀の緩和姿勢と言葉だけのごまかしを指摘している。高橋はほぼ15年前から日銀の量的金融緩和の「緩和」度について批判しているのでおなじみの批判になる。  高橋の類似書の中で本著の新しさは、リーマンショック後の金融規制をEUと米国の動きなどを紹介して、日銀に監督させるが適切かをも考えている点である。金融規制とゼロ金利下での金融「緩和」政策は、リーマンショック後の大きな経済的な関心事であるなか、高橋の指摘は、面白いものになっていると思う。  金融の監督を財務省が狙っているので、おそらく金融監督も財務省があの手この手で金融監督の権限を握り、郵政の再国有化も契機にして財務省は、郵政をも手中にしようとするのではないか?ふと、本著の主題とはかなり外れるのだが、そんな気がしてきた。

Posted byブクログ

2010/08/13

経済学が良くわかっていない私からしたらちょっと難しかった。後半は郵政民営化に終始していますね。日本は政策的な経済活動ってのがとても苦手なんだなと痛感してしまいました。

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