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神の涙 広島・長崎原爆 国境を越えて の商品レビュー

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2010/10/31

世界に現存する核兵器は、約3万発。この全ての核兵器が、爆発したら地球上の全人類を何度も殺す事ができると云われている悪魔の兵器! 著者は、1963年に初めて広島、長崎を訪れ平和資料館で、恐ろしい印象によって目ざめ、深くこころを動かされた…と、本書「はじめ」に記されている。アメリカ...

世界に現存する核兵器は、約3万発。この全ての核兵器が、爆発したら地球上の全人類を何度も殺す事ができると云われている悪魔の兵器! 著者は、1963年に初めて広島、長崎を訪れ平和資料館で、恐ろしい印象によって目ざめ、深くこころを動かされた…と、本書「はじめ」に記されている。アメリカ、ヨーロッパ、アジアで平和、安全保障、国際法、核兵器撤廃について講演を続けている核時代平和財団の創立者である。 有名な「原爆の子の像」のモデル、彼女に触れた詩をはじめ長崎、広島について詠んだ数々の詩と2010年2月6日に開催された「第4回核兵器廃絶―地球市民集会ナガサキ」でのスビーチが収められている。とりわけ「ゆるしておかあさん」は、こころに突き刺さる。 スビーチの中で、こう言及されている「広島と長崎の被爆者たちへのノーベル平和賞を訴え続けて欲しいのです。オバマ大統領は彼が為すかもしれない行為によって受賞しました。被爆者たちこそ今までに『二度と原爆を使うな!』と力強く訴え続けて来た活動によって受賞に値します。」と、それにしてもあのプラハのスビーチは何だったのだろか…まだ何もしてないに?!また、オバマ大統領や世界の他の指導者を招くよう行動を呼びかけている。日英語詩集となっている本書が多くの方々に読まれる事を願いたい。

Posted byブクログ