カナスピカ の商品レビュー
中学生の少女が出会ったのは天から落ちてきた物体が、人間の形に変わるところだった。 そこから当たり前と思っていた日常に変化が。 親にも友人にも内緒で始めた宇宙船の出発点探しは、思わぬ波乱を巻き起こしていく。 かなり奇妙な青春ファンタジー
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読んだ後がとてもスッキリ! 今まで読んだ中で一番映画になってほしいと思った本です! 私はあまり感動ものが好きではないけれど、これは 「爽やかな感動」って感じで読みやすかったです♪
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カナスピカが口から光を発したところから、カナスピカに惚れました。そこから物語も加速して面白くなっていきました。オーフェンの作者さん、という先入観から読んだので、爽やか青春小説という感じで新鮮でした。
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ガール・ミーツ・ボーイなSF要素の強い ピュアな青春小説。ある日主人公「加奈」 の目の前に落ちてきた球体、その球体が 少年の姿に変化をして、2人は出会う。 その球体である少年は異星人の作ったという 観測惑星「カナスピカ」だった。 落下したカナスピカを怪しい人物達から 匿い逃げる...
ガール・ミーツ・ボーイなSF要素の強い ピュアな青春小説。ある日主人公「加奈」 の目の前に落ちてきた球体、その球体が 少年の姿に変化をして、2人は出会う。 その球体である少年は異星人の作ったという 観測惑星「カナスピカ」だった。 落下したカナスピカを怪しい人物達から 匿い逃げる冒険をしつつ、少女は確実に その少年に恋をする。その恋は確実に 切ない結果を招くと分かってる訳ですが 彼との距離感を理解する事で、少女は 自分の周りの人達との、今まで 分からなかった距離を痛切に感じる事になり 青春小説の王道的な甘酸っぱい作品。 SF的な設定や観測惑星の擬人化という プロットはライトノベルで活躍されている 作家さんならではなのか、自然にその設定 を受け入れられ、爽やかな読後。
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困った時は図書館へ(笑 仕事柄、衛星なんかと無縁じゃない分「ああ、どういう話なんだろ?」と思いながら読み始めました。 まずは「本当にこれ、秋田さん?」と思いました。 オーフェンの時のあの雰囲気はどこ?と。 小山内さんの存在が、ラノベ的な感じがしました。 読後は「やっぱ、プロは...
困った時は図書館へ(笑 仕事柄、衛星なんかと無縁じゃない分「ああ、どういう話なんだろ?」と思いながら読み始めました。 まずは「本当にこれ、秋田さん?」と思いました。 オーフェンの時のあの雰囲気はどこ?と。 小山内さんの存在が、ラノベ的な感じがしました。 読後は「やっぱ、プロは上手い」と実感しました。 新書しかないと思ってたけど、文庫もあるんですねぇ。 今度、文庫を買っても一度じっくり読みたいです。
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とても可愛らしいお話。流石秋田禎信。 カナの心情がとってもリアルだと思った。心情描写として明記するのではなくて、心情を行動にあらわして、それを描写する書き方がとても気に入った。 ストーリーもシンプルで、秋田さんにしては分かりやすかった。純文学でもやっていける文章レベルだけど、ラ...
とても可愛らしいお話。流石秋田禎信。 カナの心情がとってもリアルだと思った。心情描写として明記するのではなくて、心情を行動にあらわして、それを描写する書き方がとても気に入った。 ストーリーもシンプルで、秋田さんにしては分かりやすかった。純文学でもやっていける文章レベルだけど、ライトノベルの執筆も止めないでほしいなぁ。
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カナスピカ、高度二万六千四百九十九キロメートルの彼方から落ちてきた人口衛星。 中学生の加奈がカナスピカの為に頑張る姿、恋をしている姿が可愛かった。 機械に感情が生まれるわけがないとは思わない。 私達のこの感情だって、どこから生まれているのか分からないし。 きっといつか、感...
カナスピカ、高度二万六千四百九十九キロメートルの彼方から落ちてきた人口衛星。 中学生の加奈がカナスピカの為に頑張る姿、恋をしている姿が可愛かった。 機械に感情が生まれるわけがないとは思わない。 私達のこの感情だって、どこから生まれているのか分からないし。 きっといつか、感情をもつ機械が現れると思う。
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現代SFボーイ・ミーツ・ガール小説。 何の変哲もない中学生・加奈の目の前に突然落下してきたのは、異星人の作った地球観測衛星・カナスピカ。異星人を見つけた人間は、当然怪しげな組織に狙われるはず。そう信じた加奈は、カナスピカを守るべく奔走する。 オーフェンに嵌った身としては、応援せ...
現代SFボーイ・ミーツ・ガール小説。 何の変哲もない中学生・加奈の目の前に突然落下してきたのは、異星人の作った地球観測衛星・カナスピカ。異星人を見つけた人間は、当然怪しげな組織に狙われるはず。そう信じた加奈は、カナスピカを守るべく奔走する。 オーフェンに嵌った身としては、応援せずにはいられませんて。 でも、うん、ちょっと主人公の浅はかさが鼻に付くと言いましょうか。黒服達から逃げる動機がフィーリングに過ぎるよな、と。これは万人共通の感想なのか、はたまた私の心の狭さ故なのか。 あ、でも文庫版の表紙のチョイスはとても良いと思います。少しグッときた。
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真新しいことがあるわけじゃないんだけど、当たり前のことが当たり前じゃないと気づかされたり、それでいて今まで気づいていなかった当たり前のことにふと気づかされたり。秋田節に笑ったり、泣いたり笑ったり泣いたり。まさしく青春小説。
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単行本の方も読んだけど、文庫版で再読。ピュアな青春ストーリーの随所に秋田節が盛り込まれてて、引き込まれるようにじっくり読み込んだ。改めて読むと、より深みが増したように感じる、真っ直ぐな物語。
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