小川洋子対話集 の商品レビュー
小川洋子さんが色んな方々と対談されています。どの対談も楽しく読めましたが、私が1番気に入ったのは、岸本佐知子さんとの対談です。お二方とも1日1イベントしかだめなんだそうで、とても親近感を感じ、また勇気をもらいました。私も毎日を丁寧に過ごしているってことにします。
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翻訳者である岸本佐知子さんとの対談が最も良かった。レベッカブラウン&柴田元幸との対談もなかなかだったけれど、柴田先生にもっといっぱい喋って欲しかったかも。 「場所や情景を決めると、当時人物はきのこのようににょきにょき生えてきます」という小川さんのパワーワード。にょきにょき...
翻訳者である岸本佐知子さんとの対談が最も良かった。レベッカブラウン&柴田元幸との対談もなかなかだったけれど、柴田先生にもっといっぱい喋って欲しかったかも。 「場所や情景を決めると、当時人物はきのこのようににょきにょき生えてきます」という小川さんのパワーワード。にょきにょき。
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小川洋子さんが、同業の大先輩をはじめ、詩人、翻訳家、ミュージシャン、野球選手などのさまざまな分野の一流人と語り合う対話集。 小川さんの作品はとても文章が映像的だといつも思う。本作の中でもラジオの話が出てくるが、子供のころに、ラジオから流れる言葉を創造的に捉えていたのだろう。五木寛...
小川洋子さんが、同業の大先輩をはじめ、詩人、翻訳家、ミュージシャン、野球選手などのさまざまな分野の一流人と語り合う対話集。 小川さんの作品はとても文章が映像的だといつも思う。本作の中でもラジオの話が出てくるが、子供のころに、ラジオから流れる言葉を創造的に捉えていたのだろう。五木寛之氏との「生きること」論は、いろんなことで悩む若者に読んでほしい。
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岸本佐知子、柴田元幸、江夏豊。このラインナップを見ただけで読もうと決めました。 これは、対談集というより、ファンに会いに行くというスタンスでしょうか。小川さんの作品からは滲み出ない熱気が溢れておりました。
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作家の小川洋子さんと各界の著名人11人との対話を集めたもの。 インタビューを受けた人達は、 小川さんの作品に大きな影響を与えた人達が多いので 彼女の作品の愛読者にとっては楽しめる内容。 小川さんのエッセイや対談物を読んでいると、 立場からすれば、彼女はもう大御所と言えるような...
作家の小川洋子さんと各界の著名人11人との対話を集めたもの。 インタビューを受けた人達は、 小川さんの作品に大きな影響を与えた人達が多いので 彼女の作品の愛読者にとっては楽しめる内容。 小川さんのエッセイや対談物を読んでいると、 立場からすれば、彼女はもう大御所と言えるような 作家さんなのに、 毎回、彼女の言葉や気持ちが印刷されている紙の あちらこちらから謙虚な人柄が滲み出ている感じ。 対談相手や同業者である作家達への尊敬の気持ちや 惜しみない賛辞、 素晴らしいものに出会った時に発する 驚きの言葉とか、 そういったものを素直に表に出せる人。
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各界の著名人のと対話集。 各界というか、ほとんどが「本」に関係してるんですが・・w 翻訳者「岸本佐知子」との対談は、小川さんとの意気投合っぷりがこっちにまで伝わってきておもしろかった。 まぁ対談集っていうのは、読者主眼ではなく当事者同士の関心ごとの話になってしまうので、読者が...
各界の著名人のと対話集。 各界というか、ほとんどが「本」に関係してるんですが・・w 翻訳者「岸本佐知子」との対談は、小川さんとの意気投合っぷりがこっちにまで伝わってきておもしろかった。 まぁ対談集っていうのは、読者主眼ではなく当事者同士の関心ごとの話になってしまうので、読者が置いてきぼりにされる時が多々ある。 登場する人物に興味関心がない場合は、あまりお勧めできる本ではない。
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対談ではなく対話、というタイトルで、9本(11人)の対談が収められています。中でも翻訳家の岸本佐知子さんとの回がとても気に入りました。 岸本-海外に住んだこともないし、陸サーファーみたいなもんですね。 小川-アッハッハ、オカ翻訳者なんですね。 という会話があって、何だかとても...
対談ではなく対話、というタイトルで、9本(11人)の対談が収められています。中でも翻訳家の岸本佐知子さんとの回がとても気に入りました。 岸本-海外に住んだこともないし、陸サーファーみたいなもんですね。 小川-アッハッハ、オカ翻訳者なんですね。 という会話があって、何だかとても勇気をもらった感じになりました。お二人とも、「一日一イベントしか駄目」なタイプで、その一イベントが郵便局に行く、とかだったりするとか。私も複数の仕事を同時にこなすと必ず何かミスをしてしまうので、ばりばりと仕事をしている同僚に引け目を感じたりしていたのですが、レベルは違えどここに仲間が!すごくうれしいです! この本によると、小川洋子さんは一日に五枚くらい書かれるようですね。この直前に読んだ『ジェネラル・ルージュの伝説』には、海堂尊さんが百枚という数字を挙げていました。京極夏彦さんは60枚くらいの短編なら一日で書く、とラジオで仰ってましたし、個人差って大きいんですね。
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