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薄紅天女(下) の商品レビュー

4.1

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

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2024/08/31

夜中に一気読み。 この作品、なんと3部作の最終話だったらしい。 知らなかったので順番違いで読んじゃった。 今度は都が舞台で、皇一族の皇女さまのお話。帝の娘で内親王だが、女であるために皇太子にもなれず、立場を持て余す少女。病んだ兄を助けようと都を抜け出すが、怨念の悪霊に追われた所...

夜中に一気読み。 この作品、なんと3部作の最終話だったらしい。 知らなかったので順番違いで読んじゃった。 今度は都が舞台で、皇一族の皇女さまのお話。帝の娘で内親王だが、女であるために皇太子にもなれず、立場を持て余す少女。病んだ兄を助けようと都を抜け出すが、怨念の悪霊に追われた所を阿高に救われる。 こちらは女性がメインだったせいか感情移入しやすく、ラストは感涙。 やはり文章は荒削りだが、ストーリーはわかりやすくて、ファンタジックできらびやかな世界観。面白かったです。

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2024/05/04

まさか第二部から別視点に切り替わるとは。 それに、最後の最後に嫁盗りが待っているとは。 今回は、四人組がそれぞれ行く道を見つけるところで終わりでしたが、みんな何かしら見つかって良かったなーと思いました。大団円の終わりです。 自分の望みがどこにあるのか、自覚して持つのは大事だなと...

まさか第二部から別視点に切り替わるとは。 それに、最後の最後に嫁盗りが待っているとは。 今回は、四人組がそれぞれ行く道を見つけるところで終わりでしたが、みんな何かしら見つかって良かったなーと思いました。大団円の終わりです。 自分の望みがどこにあるのか、自覚して持つのは大事だなと、そう思います。

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2023/08/13

勾玉が天皇家に戻ってハッピーエンド。 皇室の怨みのもののけとチキサニから受け継いだ阿高の戦いがメインだが、成長する苑上が困難に立ち向かい、やがて恋をし、その恋の行方がもう一つのこの下巻の骨格になる。神話の世界で始まった3部作は大大円を迎えて終わった。。

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2022/03/04

勾玉三部作をついに読み終えた。 やっぱりこのシリーズは中学生のときに読んでいたかった!きっと日本神話や古代の歴史にももっと興味持って取り組めただろうし、やはりいま読むと熱量が落ちちゃってる気がするのよね。

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2021/10/20

前作とイメージが混同した。時代は先に進んでいるが。結局はラブストーリ。久しぶりに純粋なファンタジーが読みたかったので、その意味では期待はずれ。

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2021/02/05

下巻では、内親王である苑上が登場し、とくに前半は彼女の視点を中心に物語が進んでいきます。 都に物の怪が跋扈している状況のなか、帝は苑上を伊勢に行かせようとしますが、苑上は男装の麗人である藤原仲成の協力を得て、「鈴鹿丸」と名乗り男のふりをして都に起こりつつある危機をその目で見届け...

下巻では、内親王である苑上が登場し、とくに前半は彼女の視点を中心に物語が進んでいきます。 都に物の怪が跋扈している状況のなか、帝は苑上を伊勢に行かせようとしますが、苑上は男装の麗人である藤原仲成の協力を得て、「鈴鹿丸」と名乗り男のふりをして都に起こりつつある危機をその目で見届けようとします。やがて彼女は坂上田村麻呂にみちびかれて都へ向かう阿高と出会い、勾玉に秘められた運命の力にみちびかれた彼らによって物語が切り開かれていくことになります。 また巻末には著者と佐藤多佳子の対談が収録されており、和風ファンタジーのさきがけとしての「勾玉三部作」の意義が語られています。

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2020/03/27

3部柵の中で1番日本史の教科書を思い浮かべながら読む話。 上巻がすこし説明な感じだけど、下巻は一気読み。もう3回目くらいだけど泣く。恋愛とかじゃなくてお互いを思う気持ちで泣ける。

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2018/05/12

勾玉シリーズ三部作の最後。 シリーズの展開にも慣れてきて、下巻からは展開が読めてしまったのがちょっと残念だったけれど、まぁ好みといえば好みです笑 日本史が得意な人は楽しめるのではないでしょうか。わたしはからっきしなので、物語として読むしかなかったのですが、、。 今回は主人公が男の...

勾玉シリーズ三部作の最後。 シリーズの展開にも慣れてきて、下巻からは展開が読めてしまったのがちょっと残念だったけれど、まぁ好みといえば好みです笑 日本史が得意な人は楽しめるのではないでしょうか。わたしはからっきしなので、物語として読むしかなかったのですが、、。 今回は主人公が男の子。とっても魅力的でした。藤太と阿高。The Ikemen。 キーになる女の子もシリーズの中で、同じような性格(元気、活発、向こう見ず)をしていて、、 男の子も意外とそうかも?(自己犠牲) それは勾玉の伝説的に、歴史は繰り返されるようなことを表していたのか、、それはほかの作品を読んでないのでわかりませんが、この三部作は作者のほかの作品も読んでみたいと思わせるに足る物語でした。

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2017/10/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

意外とあっさりと阿高が倒してきた感がありますが、ちゃんと最後は引っ張ってきて幸せになったようなので、良かった。周りはこれから散々な流れのところを、引っ張ってくれたおかげで間一髪逃れますね。

Posted byブクログ

2016/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いや~、死人が出なくてよかった。阿高が苑上を迎えに来たところもよかったなぁ。苦しい思いをしたんだから、それ以上に思うように生きてほしいと思いました。それが叶ってよかった。

Posted byブクログ