洛中の露 の商品レビュー
茶筅、簾、茶入、茶杓、茶碗といった茶道具を挿話の種にして、おむく斎こと宗和のもとに胡乱な 人物たちが絡んでくる。肌の黒い異国人、さらには幻術遣いまでが楽しませてくれるのだ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
茶人・金森宗和と、茶道具やそれに関わる人々、事件を書いた小説です。 最後には、古田織部との対決もあります。 茶道になじみがなくても、面白く読める歴史小説でした。 ハードカバー版とは内容は同じで後書きが少しだけ異なりますが、ハードカバー版の後書きも印象に残るものなのでそちらもおすすめ。
Posted by
- 1