新幹線大爆破 の商品レビュー
私が読んだ本は、この本ではなく エコーブックス刊の、新幹線大爆破です。 昭和50年刊行とスタンプが押されています。 時速80キロ限界で起こる様々なトラブルや、 人間の本心が描かれた作品だったと思います。
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乗客1500人を乗せた新幹線の車中に、時速80キロ以下になると爆発する爆弾が仕掛けられていた。終着駅の博多に着くまでに爆発を回避できるのか。鉄道パニック映画「新幹線大爆破」の英国版ノベライズを逆輸入。 俳優高倉健が亡くなったので、知る人ぞ知る名画の原作を読んでみた。映画自体はテ...
乗客1500人を乗せた新幹線の車中に、時速80キロ以下になると爆発する爆弾が仕掛けられていた。終着駅の博多に着くまでに爆発を回避できるのか。鉄道パニック映画「新幹線大爆破」の英国版ノベライズを逆輸入。 俳優高倉健が亡くなったので、知る人ぞ知る名画の原作を読んでみた。映画自体はテレビの再放送で見たことがあり、それを英国人がリライトとしたというのが興味深かったが、英国人の日本(人)観がもっと出ていればよかったのにと思う。 (C)
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1975年公開、高倉健さん主演の、 鉄道パニック・サスペンス映画のノベライズです。 公開当時、 日本では、まったくヒットしませんでしたが…、 欧米では、大ヒットし、 1980年に、イギリスでノベライズ化された後…、 30年後の2010年に逆輸入され、翻訳されました。 お話は、...
1975年公開、高倉健さん主演の、 鉄道パニック・サスペンス映画のノベライズです。 公開当時、 日本では、まったくヒットしませんでしたが…、 欧米では、大ヒットし、 1980年に、イギリスでノベライズ化された後…、 30年後の2010年に逆輸入され、翻訳されました。 お話は、 テロリストが、新幹線に爆弾を仕掛けました…。 その爆弾は時速80kmを超えるとスイッチが入り、 再び、時速80kmを下回ると爆発するといぅもの。 うん…? どこかで聞いたよぅな…?? そぅです! 映画『スピード』です!! 『スピード』の原案、とも言われる作品です…。 『スピード』では、バスが舞台なので、 バスのガス欠がタイムリミットですが、 ガソリンは、継ぎ足すことができれば、 半永久的に走ることも可能です…。 しかし、本作品は、新幹線となるため、 “終点”といぅ、絶対に逃れられなぃ、 タイムリミットの中でのお話ゆえに…、 『スピード』以上の緊迫感があります。 止まらなぃ新幹線に乗り込んだ乗客たちが、 徐々にパニック状態に陥っていくカオスや、 走る新幹線の前に、次々と巻き起こる障害、 犯人に翻弄される国鉄と警察…、まさに、 第1級のパニックドラマであり、 第1級のサスペンスドラマですが…、 特に、日本公開版(オリジナル版)では、 犯人が、犯人になるまでのエピソードが、 高度経済成長期の、当時の世相とともに、 とても丁寧に描かれており、 第1級のヒューマンドラマでもあります。 ノベライズは、 オリジナル版がベースとなっていますが、 テンポが早くて、ぐいぐい引き付けられ、 もぅ一気読みでした…。 作品の舞台は、40年前の日本ですが…、 東京の町工場が苦境に立たされている現代ならば、 そのままリメイクしても、まったく違和感のなぃ、 すごく完成度の高ぃ作品でした…。 ボクは、たまたま、ネットニュースで見かけた、 高倉健さんの追悼記事で、本作品を知りましたが、 文字通りの、これぞっ! 掘り出し物っ!! です。 とても、面白かったです!!
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日本映画が海外で小説になって翻訳された、逆輸入もの。 国鉄時代の0系ひかりが舞台なので古いけど、絡み合う人間模様は面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新幹線に爆弾を仕掛けた沖田、古賀、愼二。脅迫が本物であることを証明するために爆破された北海道の貨物列車。時速80キロよりも速度を落とすと爆発する仕掛けの爆弾。速度を落とし時間を稼ぐ新幹線。身代金の受け渡しで警察と愼二の逃走劇。愼二の事故死。再度の接触。銃撃され重傷を負った古賀。古賀をかくまいながら爆弾の解除方法受け渡しの準備をする沖田。解除方法を書いたメモを残した喫茶店が火事になり無くなったメモ。アメリカ軍の協力で解除された爆弾。逃走する沖田。
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海外で書かれた日本映画のノベライズが逆輸入されたという珍しい作品。 『スピード』の原点ともいうべき緊張感でグイグイ読ませる。映画も見たい。
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もともとは1975年の東映作品。国内ではパッとしなかったものの、フランスでは大ヒット。さらに英語版も作られ、多くの国で上映された。1980年にイギリスの作家が小説化し、このたび30年ぶりに凱旋?翻訳されたというもの。共著者の加藤阿礼は、この作品のプロットを考案したプロデューサーの...
もともとは1975年の東映作品。国内ではパッとしなかったものの、フランスでは大ヒット。さらに英語版も作られ、多くの国で上映された。1980年にイギリスの作家が小説化し、このたび30年ぶりに凱旋?翻訳されたというもの。共著者の加藤阿礼は、この作品のプロットを考案したプロデューサーの坂上順氏とのこと。映画は、テレビでオリジナル版を見ました。国鉄が全面非協力。限られた条件の中で精一杯の力を出して作られた映画でした。減速すると爆弾が破裂するというアイディアは、その後「スピード」でも使われているのは有名な話です。さて、このノベライズ、小説独自の設定、描写もありますが、さくさくと読み進み、あっという間に読み終えてしまいました。これはこれでよいのでしょう。
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