余部鉄橋物語 の商品レビュー
橋の話が一冊の本になるんだから、やはり余部鉄橋はすごいですね。旧橋を渡ってみたかった。口絵にカラー写真があり、記録として残せます。
Posted by
普段,この類の本は読まないのだが,ひょんなことから友人のことが書かれていると知り,買ってみた.この友人については4ページほどの一つの項が充てられているのがが,こんなことに関わっていたとはついぞ知らなかった. さて,本自体の内容は,旧余部橋(いわゆる余部鉄橋)の建設の過程から,新余...
普段,この類の本は読まないのだが,ひょんなことから友人のことが書かれていると知り,買ってみた.この友人については4ページほどの一つの項が充てられているのがが,こんなことに関わっていたとはついぞ知らなかった. さて,本自体の内容は,旧余部橋(いわゆる余部鉄橋)の建設の過程から,新余部橋が完成する直前までを,時系列的に追っており,読み物として大変面白い.当時の架橋に関わる人々や,メンテに一生を捧げた人など,プロジェクトX好きにお勧め.
Posted by
余部鉄橋とは約100年前に構築された山陰本線にかかる高さ約40mの美しい鉄橋である。昭和61年暮れに強風のため通過中の客車(たまたま車掌以外無人)7両が転落するという大事故が発生した。 本書は余部鉄橋という日本でもっとも美しい鉄橋、過疎地である周辺地区住民の橋との関わりと転落事故...
余部鉄橋とは約100年前に構築された山陰本線にかかる高さ約40mの美しい鉄橋である。昭和61年暮れに強風のため通過中の客車(たまたま車掌以外無人)7両が転落するという大事故が発生した。 本書は余部鉄橋という日本でもっとも美しい鉄橋、過疎地である周辺地区住民の橋との関わりと転落事故を軸にして鉄橋架け替えまでの関係者のインタビューなどを元に構成されている。(掛け替え後の橋は塩害対策のためコンクリート橋となりかっての面影は少ない) 著者のこの橋にたいする愛着は否定しないが、旧橋の建設過程にもっと多くのページを割くべきであったという憾みなきにしもあらず。
Posted by
明治時代末期、山陰本線全通のために当時の技術を集めて作られた余部鉄橋。以来今年の夏まで長年にわたって役割を果たし続けてきたが、ついにコンクリート橋にバトンタッチ。この鉄橋にかかわり続けてきた人々の証言を基にしたドキュメント。昭和61年の落下事故は今でも覚えています。海から吹く風と...
明治時代末期、山陰本線全通のために当時の技術を集めて作られた余部鉄橋。以来今年の夏まで長年にわたって役割を果たし続けてきたが、ついにコンクリート橋にバトンタッチ。この鉄橋にかかわり続けてきた人々の証言を基にしたドキュメント。昭和61年の落下事故は今でも覚えています。海から吹く風と共存しながら、これからも山陰本線は走り続けていくのでしょう。
Posted by
- 1