ティターンズの旗のもとに(上) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
戦後の、ティターンズの一士官の軍法会議を通じて、ティターンズの興亡を表現している。軍法会議と回想の場面転換もテンポよい。 難点をあげれば、挿絵が一切ないので、どんな姿なのかようわからんMSが出てくる位か。
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ともかくヘイズルシリーズのデザインが好き。 カトキ以降の発想で、2000年代的だけど過剰な武装やエッジィなデザインなど、ある種の中二感が堪らなく良い。 これがもう少し地に足つけてデザインするとサンダーボルトになるんだろうな。
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小学生以来、20年振りくらいに 機動戦士ガンダムシリーズにハマり中。 どのシリーズ作品を見ても、 小学生の子供が楽しむには 奥が深すぎる作品群だなぁという印象。 小説化されてる作品も多いが、 このティターンズの旗のもとには 小説でしか楽しめない一作。 何より驚いたのは、 他...
小学生以来、20年振りくらいに 機動戦士ガンダムシリーズにハマり中。 どのシリーズ作品を見ても、 小学生の子供が楽しむには 奥が深すぎる作品群だなぁという印象。 小説化されてる作品も多いが、 このティターンズの旗のもとには 小説でしか楽しめない一作。 何より驚いたのは、 他のガンダムシリーズとは 一味違った法廷サスペンスという物語。 法廷での息詰まる闘争だけでなく、 ティターンズ紛争の頃の激しい戦闘描写や 兵士たちの活躍、葛藤も手に汗握る。 主人公は、1人の若き兵士を 死刑が待つ軍事法廷から 救うことができるのか。 下巻が楽しみ。
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話としては面白いのだけれど、文章力が…… 作者はハードでシリアスな小説を多く著しているとのことで期待していただけに、残念。
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再読。 1st、Zの中で分かり辛かった部分、つまりティターンズの暴走がいかにして加速して行ったかを理解するのにとても有用な物語だと思う。 裁判モノとしてもわりと良くで来ているのではないか。 ティターンズの青年士官が、グリプス戦役によるティターンズの崩壊の後、軍事機密を闇に葬るため...
再読。 1st、Zの中で分かり辛かった部分、つまりティターンズの暴走がいかにして加速して行ったかを理解するのにとても有用な物語だと思う。 裁判モノとしてもわりと良くで来ているのではないか。 ティターンズの青年士官が、グリプス戦役によるティターンズの崩壊の後、軍事機密を闇に葬るために濡れ衣を着せられる。 死刑になると目された軍事裁判に立ち向かう法務官の物語。
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グリプス戦役当時のエリアルドの行動と戦後軍事裁判にかけられているエリアルドが交互に描写されていく。 少しずつ事件の真相が明かされていく展開は状況を把握しやすく個人的に好きな物語の形式。 0083~Zガンダムあたりの知識があるとすんなり読めるがガンダムを知らないと一部用語に戸惑っ...
グリプス戦役当時のエリアルドの行動と戦後軍事裁判にかけられているエリアルドが交互に描写されていく。 少しずつ事件の真相が明かされていく展開は状況を把握しやすく個人的に好きな物語の形式。 0083~Zガンダムあたりの知識があるとすんなり読めるがガンダムを知らないと一部用語に戸惑ってしまうのが難点か。
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Zガンダム外伝。主に二つの時系列に沿って描かれる。一つはティターンズの一小隊、そこに所属する青年の戦いを描くSFアクションとして、もう一つはその戦後、軍により罪を着せられ裁判で戦う法廷サスペンスとして。ティターンズはZガンダムにおいてはその悪名ばかりが先に立つが全ての人間がそうで...
Zガンダム外伝。主に二つの時系列に沿って描かれる。一つはティターンズの一小隊、そこに所属する青年の戦いを描くSFアクションとして、もう一つはその戦後、軍により罪を着せられ裁判で戦う法廷サスペンスとして。ティターンズはZガンダムにおいてはその悪名ばかりが先に立つが全ての人間がそうではなく、自分達の信じるもののために懸命に戦っていた。しかし戦後、彼に待っていたのはその悪名のため全てをなかったことにするために、汚名を着せ亡き者にしようとする連邦との法廷闘争だった。この結末は下巻に続く。
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ティターンズのエリアルドは、グリプス戦役後、軍事法廷にかけられる。エリアルドの弁護人となったコンラッドは、エリアルドのかつての仲間を探す。 Zの外伝。 Zをあまり覚えていなかったので、サイドストーリーとして読むには解らない部分が多かった。慣れてくるとおもしろい。
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Zの外伝。しかし、これは法廷小説という趣も強い。なにぶん半分は軍法会議の描写であろうはずだから。それに個人的にすきなのはTVにおいては一切焦点が当たらないであろう一般の兵士に目が向けられていること。テスト舞台だから完全な一般兵とまではいえないだろうがある程度上層部の命を受け、そし...
Zの外伝。しかし、これは法廷小説という趣も強い。なにぶん半分は軍法会議の描写であろうはずだから。それに個人的にすきなのはTVにおいては一切焦点が当たらないであろう一般の兵士に目が向けられていること。テスト舞台だから完全な一般兵とまではいえないだろうがある程度上層部の命を受け、そしていかに的確に速やかに任務を遂行するかを追求する彼らの姿勢は自分の大好物のシチュエーションである。何よりもニュータイプじゃないし、よくわからないままなぁなぁで軍隊に入るTVと違って大人が仕事として戦争をするわけだから落ち着いている。下巻もあるしすぐ読み始める。
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あまりに有名な「機動戦士Zガンダム」の外伝。 実は本編がどういうストーリーだったのか、ほとんど知らないのですが、Zガンダムの活躍があった数十年後が舞台。 ティターンズというのは、モビルスーツで戦ういわゆるエリート部隊。理想に燃えたエリート集団の上層部が暴走して失脚。命をかけて命...
あまりに有名な「機動戦士Zガンダム」の外伝。 実は本編がどういうストーリーだったのか、ほとんど知らないのですが、Zガンダムの活躍があった数十年後が舞台。 ティターンズというのは、モビルスーツで戦ういわゆるエリート部隊。理想に燃えたエリート集団の上層部が暴走して失脚。命をかけて命令に従った末端の一兵卒が裁かれるという、とんでもない軍事法廷のお話。 読み進むうちに、Zガンダムとは何だったのかが、少しずつわかりかけてきました。 (2010/9/15)
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