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ぶらりミクロ散歩 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/03/31

<目次> 第1章  なんでも覗いてやろう 第2章  食卓のミクロワールド 第3章  庭先からぶらりと <内容> 電子顕微鏡の第一人者(なんだろうな?)の本であるが、これは学術的要素は微塵もない。エッセイだ。もともと「ミクロスコピア」という雑誌に連載していたエッセイをまとめたもの...

<目次> 第1章  なんでも覗いてやろう 第2章  食卓のミクロワールド 第3章  庭先からぶらりと <内容> 電子顕微鏡の第一人者(なんだろうな?)の本であるが、これは学術的要素は微塵もない。エッセイだ。もともと「ミクロスコピア」という雑誌に連載していたエッセイをまとめたものなので、致し方ない。しかし、とても緩いエッセイだ。

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2017/07/08

カビの胞子をSEMに入れてみたり、梅干しを入れてみたり、おぼろ豆腐を入れてみたり、いろいろ観察してはミクロな発見をしている。真珠のボタンと模造品の表面と断面の写真には感動した。 明らかに、真珠の方が美しい。自然が作るものに人工物がミクロの世界で追いついていない。

Posted byブクログ

2012/08/19

顕微鏡を手に入れた少年はなんでも拡大して観察したくなるであろう. そんな気分でSEM(走査電子顕微鏡)を操り,日常のさまざまなものを観察していく. 思いがけない美しい画像がたくさんあり,楽しめる内容である. また,ほっこりとしたような文章に癒されもする.

Posted byブクログ

2010/11/08

肉眼では見ることのできないミクロ世界のマクロ写真を、散歩気分で撮影しのぞき見るとは、すてきな趣味であるなぁ。撮影された写真の、細部まで隙なく作られた天然の造形の巧みさに感心するばかり。

Posted byブクログ

2010/09/23

ま・・・、ほんの数時間で読みました。(読みやすい) 印象としては下品ですが、むしろ年齢を重ねられたからこそ、幼き好奇心というものを逆に押し出してこられたのかと思います。 興味を持つことが大切であること。 若い人に「なんでも見てやろう・・」的な啓蒙書だろうと思います。

Posted byブクログ

2010/09/04

鉱物、生き物、植物、食べ物など、身近にあるあらゆる物を電子顕微鏡で観察し、そのミクロの構造を見てみよう というコンセプトの本で、掲載されている写真はどれも目を見張るものばかりであった。 私が一番感じたのは、自然物の微小部分はどれも複雑かつ機能的な構造を有しており、その形の美しさ...

鉱物、生き物、植物、食べ物など、身近にあるあらゆる物を電子顕微鏡で観察し、そのミクロの構造を見てみよう というコンセプトの本で、掲載されている写真はどれも目を見張るものばかりであった。 私が一番感じたのは、自然物の微小部分はどれも複雑かつ機能的な構造を有しており、その形の美しさは人口物をはるかにしのぐものであるということだった。 特に驚いたのは、蟻や毛虫などの微小な虫に、非常に微小で効率的なシステムが組み込まれているということだ。その複雑さは人間の作るあらゆる微小機械よりも精密で効率的なのだ。 また、著者はその構造を解析するだけでなく、純粋に形の面白さや自然の素晴らしさを楽しんでおり、その喜びと好奇心がユーモラスな文体に滲み出ている。 こうした方法で自然の美しさを観察し、感動するというのは本当に羨ましい限りである。

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