あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの の商品レビュー
二代前の総理、菅直人さんの奥様が執筆されたものです。同郷ということもあり読んでみました。さすが庶民出身の総理ということもあり、歴代のファーストレディでは気付かなかった部分を奥様独自の目線で書かれていて面白かったです(^^)
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読みやすい。本を読むと政治家だって夢の為にがんばって生きている人間と思う。 でも政治も世の中も、平和にうまくはいかないものなんだなと考えちゃう。
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内容に比べてタイトルがセンセーショナルなのが嫌だが、元々そんなもんだろうと思って読み始めたので、そこはそれほどがっかりしなかった。 菅直人氏の横顔、一面が垣間見える軽い読み物と思えば、なかなか軽快でウィットにも富み、気軽に政治についても考えを至らせることができ、楽しめる本だと思う。 伸子氏は、きっと頭がよくて、それゆえに面白い人なんだろうな、と思う。今はエッセイストの肩書もお持ちということもあり、ちゃんと自分で書いているか、かなり執筆に関与してると感じたが、どうなんだろう? この本で、菅家も伸子氏のご実家も代々医師のお家柄、直人氏のお父さんもエリートサラリーマンだと知り、庶民庶民といっても、思っていたほどではないんだな、と思った。首相経験者を親族にもつ元首相たちほどではないにしても。
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菅さんが総理大臣だった時に読んでいたら菅さんの印象はまた全然ちがっただろうなあ、と思いました。菅さんって理数系なんですね。知らなかった。読みやすい一冊でした。内容も興味深いです。
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菅内閣が誕生して、こんな本も出てゐました。マスコミ報道でも話題になつたやうです。 父親が話題につられて買つてきたのですが、私は看過してゐました。 このたび、小沢一郎との代表選挙に勝利し、改めて日本国の舵取りを任された形であります。 とりあへずこの国の一員として、最高責任者の女房...
菅内閣が誕生して、こんな本も出てゐました。マスコミ報道でも話題になつたやうです。 父親が話題につられて買つてきたのですが、私は看過してゐました。 このたび、小沢一郎との代表選挙に勝利し、改めて日本国の舵取りを任された形であります。 とりあへずこの国の一員として、最高責任者の女房とはどんなものか、のぞいて見ました。トイレに入つた折に読んでみたのですが、あつといふ間に読了しました。これなら本屋の店頭ですぐ立ち読みできますな。 第1章は、夫が総理になって激変した生活ぶりを披露してゐます。庶民派をアピール。ナレソメまで開陳するサアヴィスぶりであります。 第2章は菅直人さんの人となりを紹介。国会中に眠つてゐるやうに見えるのは、「誰かがつまらない話をしている時は、電圧が下がる」ので目を瞑つてゐるが、実際には話は聞いてゐるのださうです。それにしても、一度首相になると、死ぬまでSPがつくのですね。 第3章では、菅直人と結婚してからの40年、二人の間に起つた出来事を述べます。息子は二人とも登校拒否になつたさうです。市川房枝の選挙を応援してゐた頃の話が出てきます。本文中にもありますが、有吉佐和子『複合汚染』の中にも登場します。確か、ハンサムな青年だが嫌はれなければいけない、などと有吉さんは書いてゐました。 第4章「菅伸子の代表質問」は、実際には、国民の関心の高さうな事項について菅直人に代つて答へますよ、といふ章ですね。別段菅伸子さんが総理を質問攻めにして本音を引き出す、といふものではありません。 まだ総理になつて間もないから仕方がない部分もあるでせうが、全体では「菅直人はこんな人物ですよ、国民の皆さん夫をよろしく」といふ1冊ですかね。タイトルを見て読んだ人は、内容が違ふぢやん、とつぶやくかも知れません。 それにしても、もし小沢一郎さんが当選してゐたら、本書の商品価値も随分短命に終るところでした。幻冬舎はほつとしたでせうね。 http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-175.html
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菅さんも奥さんも嫌いじゃないけど、総理在任中にこれを読んでも、応援したくなるって感じでもない。薬害エイズのときの菅直人は、良かったな。
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前首相・菅直人さんの奥さん、菅伸子さんの書いた本。 伸子さんは、菅直人さんのいとこらしい。 菅直人さんが、どういう経歴で歩んできたかはよくわかった。 最後の方に、「最小不幸社会」の話が少し書いてあった。 お二人の考え方は、国とか政治の役割は不幸を取り除いていくことであって、 ...
前首相・菅直人さんの奥さん、菅伸子さんの書いた本。 伸子さんは、菅直人さんのいとこらしい。 菅直人さんが、どういう経歴で歩んできたかはよくわかった。 最後の方に、「最小不幸社会」の話が少し書いてあった。 お二人の考え方は、国とか政治の役割は不幸を取り除いていくことであって、 これが幸福なんだと押し付けることはダメだ。と言っている。 全くの私見だが、政治とは、哲学を作ることだと思う。 何をしてはダメで、何をすれば幸せになれます。とか。 多くの人を幸せにするために、一部の人が不幸になることをするとか。 それをしないから、誰も幸せになれないんだと思う。 --- 他の人のレビュー http://blog.livedoor.jp/takemiya31/archives/51519330.html http://seturibaika.blog72.fc2.com/blog-entry-547.html
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失笑。 素人の文章で、素人内容。読むに値せず。 時代の波に乗って出版されたのだろうが、ちょっと自慢げな中学生日記レベル。 今となっては哀しいだけだな。
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思ったより良かった。 タイトルから =あなたが総理になっても何も変えられないという内容と思ったのだけれど、家庭内野党としていつもこう問うているという内容。基本的に人は自分の認識を肯定、補強する本を選ぶ物だからどちらかというと反管さん側の興味を引くタイトルで、内容は奥さんなのにほとんど第三者の視点で管さんの考え方が書いてある。 もう少し、管さんに総理やって欲しいかな。クレバーな奥さんだ。
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管直人を支える伸子夫人の視点から、内閣総理大臣の公私とは、総理夫人とはどのようなものかをつづった内容。 これは読む時期によって印象が全く変わる本だと思った。上・下巻にわかれているような印象。 上巻とは、この本を2010年7月時点で読むことだ(もしくはその時の気持ちで。)その時は、...
管直人を支える伸子夫人の視点から、内閣総理大臣の公私とは、総理夫人とはどのようなものかをつづった内容。 これは読む時期によって印象が全く変わる本だと思った。上・下巻にわかれているような印象。 上巻とは、この本を2010年7月時点で読むことだ(もしくはその時の気持ちで。)その時は、現場主義・即実行といった総理のよい面が、これまでの経験から得てきたものであり、これからの方向性に期待できる感想を持てることだ。 下巻とは、この本を2011年以降に読むことだ。現場主義や即実行などさまざまな言説・行動が災いし、本の内容につっこんでしまうような箇所が日に日に浮かんできてしまう。 そして、総理の打たれ強さがどこからくるのかがわかる。どれだけバッシングされ、支持率が下がろうとも辞めそうにない強さは、著者である夫人との関係によるものであることを、本書の内容から知ることができる。
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