ぼくが一番望むこと の商品レビュー
アメリカ合衆国の教育指導者・著述家ブッカ-・トラバ・ワシントン(1856-1915)の少年時代を伝える絵本。 バージニア州で奴隷の子として生まれ、南北戦争後もウェストバージニア州で貧困に喘ぐ塩の荷造り人として働きながら、〝文字を読めるようになって、皆から尊敬される人になりたい。子...
アメリカ合衆国の教育指導者・著述家ブッカ-・トラバ・ワシントン(1856-1915)の少年時代を伝える絵本。 バージニア州で奴隷の子として生まれ、南北戦争後もウェストバージニア州で貧困に喘ぐ塩の荷造り人として働きながら、〝文字を読めるようになって、皆から尊敬される人になりたい。子どもたちに字を教えたい〟という思いが募り 「ママ、ぼくは字を習いたい!」と懇願、母親ジェ-ンの手を握りしめた・・・。ジェ-ンが与えた一冊の小さな本『綴り方教本・ブル-バック・スペラ-』が、ブッカ-の運命を開くことに・・・。
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私一回目はこの本逆から読んじゃったの そしたらどうなったと思う? 例え願いが叶わなくても絶対に希望を捨てない"ぼく"の強い強い思いがすごく伝わってきた Bookerって書いてもらった日のことが幻だったかのように"ぼく"はまた働きに出る...
私一回目はこの本逆から読んじゃったの そしたらどうなったと思う? 例え願いが叶わなくても絶対に希望を捨てない"ぼく"の強い強い思いがすごく伝わってきた Bookerって書いてもらった日のことが幻だったかのように"ぼく"はまた働きに出る話になった やりたい事があっても簡単にやれる環境ではない、奴隷として生きていかなきゃいけない うっかり反対から読んでしまった事で、そういう世界を見る事ができました
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文字を読めることが、これほど人に希望を与えてくれるのか、と感じました。 日本で暮らしていると、文字を読めるのが当たり前に思えるけれど、これは時間と場所が確保され、教育を受けてきたゆえのこと。 僕らにとって当たり前のことが、当たり前ではない世界がまだまだある。 文字を扱えることがも...
文字を読めることが、これほど人に希望を与えてくれるのか、と感じました。 日本で暮らしていると、文字を読めるのが当たり前に思えるけれど、これは時間と場所が確保され、教育を受けてきたゆえのこと。 僕らにとって当たり前のことが、当たり前ではない世界がまだまだある。 文字を扱えることがもたらしてくれる希望や可能性を大切にしたいものです。
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奴隷解放後のアメリカで、まだ生活が苦しくても学校にも行けない9歳の少年ブッカーが、文字を習いたいという強い思いを抱き、その糸口を掴むお話。感動しました。力強く繊細な絵も美しいです。4年生の読み聞かせに…と思って借りてみたけど、ちょっと夜のシーンは遠くからは見えづらいかなという懸念...
奴隷解放後のアメリカで、まだ生活が苦しくても学校にも行けない9歳の少年ブッカーが、文字を習いたいという強い思いを抱き、その糸口を掴むお話。感動しました。力強く繊細な絵も美しいです。4年生の読み聞かせに…と思って借りてみたけど、ちょっと夜のシーンは遠くからは見えづらいかなという懸念あり。でもそれより、内容が高学年向きのような気がしたという理由のほうで今回は断念しました。いつかは紹介本でもよいから持っていきたいです。
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黒人の少年ブッカーは文字を知らないが、本への憧れを強く持っている。 あるとき、新聞を読み聞かせる黒人男性を見かけその思いはさらに深くなっていった。 母からのプレゼントで初めて本を手に入れたブッカーは・・・。 黒人教育家ブッカー・T・ワシントンの幼少期を描いた絵本。
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なんて美しい絵なのでしょう。黒人の少年の、希望を叶えようとする瞳・姿が、とても力強く描かれています。 字が読みたい、本が読みたい、尊敬される人になりたい。今の日本の子どもたちだったら、いやでも学校に行って字を習い本を読み、まずこういう望みを持つことはないでしょう。こんな時代もあっ...
なんて美しい絵なのでしょう。黒人の少年の、希望を叶えようとする瞳・姿が、とても力強く描かれています。 字が読みたい、本が読みたい、尊敬される人になりたい。今の日本の子どもたちだったら、いやでも学校に行って字を習い本を読み、まずこういう望みを持つことはないでしょう。こんな時代もあって、そして今なお学ぶことが困難な子どもたちがいること、あらためて考えてみます。
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アメリカの黒人教育家、ブッカー・T・ワシントンの子供の頃を描いた絵本。 繊細な絵がとても印象的だ。 ブッカーは父親と兄に連れられて塩山に行く。 重く固い塩を樽に詰める仕事をするためだ。 塩は尖っているので手足を傷つける。 9歳の子供にはつらい仕事だ。 ブッカーは文字を読みたか...
アメリカの黒人教育家、ブッカー・T・ワシントンの子供の頃を描いた絵本。 繊細な絵がとても印象的だ。 ブッカーは父親と兄に連れられて塩山に行く。 重く固い塩を樽に詰める仕事をするためだ。 塩は尖っているので手足を傷つける。 9歳の子供にはつらい仕事だ。 ブッカーは文字を読みたかった。 家族は誰も文字が読めなかったが、それでも彼だけは文字に対して とても強い興味があった。 「ぼくは勉強して、みんなから尊敬される人になりたい。そして 子どもたちに字をおしえるんだ。」 彼のこの思いは、「黒人のための教育の場所」をつくることへの第一歩になったに違いない。 また、そういう伝記的な読み方をしなくとも、 自分と同じ年頃の子供がどんなことをしてどんなことを考えていたのか それを思うだけでも意味があると思う。 暗い藍色の夜空の下、カンテラやろうそくの灯りで字を読む。 そんなシーンは、文字への渇望が強く伝わってくるようである。
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ぼくは、家族と一緒に朝暗いうちから一日中働いていた。ぼくが一番のぞむことは、字が読めるようになること。ある日、ぼくと同じ黒人なのに時が読める人に出会った。字を教えてくれるかな? 字を読むことから広がる世界、その喜びがあふれ出す本。
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