トム・ストッパード(Ⅱ) の商品レビュー
トム・ストッパードの『ロックンロール』はプラハの二大作家ミラン・クンデラとヴァーツラフ・ハヴェルの二人の論争と、さらには抑圧下のプラハの雰囲気を絶妙に表現しています。 プラハの春についてもっと知りたい方、ハヴェルやクンデラについてもっと知りたい方にはぜひおすすめしたい作品です。
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さくっと読めた。でもトムストッパードの作品はよくわからないなーとおもいながら英語で読んだ方が面白いかも。共産主義体制からの民主主義体制からの〜そしてロックンロール。名前を付け直しただけで意味がすり替わっちゃっている話とかはジョージオーウェルの1984的な世界観を感じた。悲しみがすべてを無価値にしてしまう話も良かった。 でも短編だけあって、全体的にちょっとうすいかも。もうちょっとがつがつ哲学っぽい会話を入れて欲しかった。
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