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イシュタルの娘~小野於通伝~(第一巻) の商品レビュー

4.3

16件のお客様レビュー

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2018/01/16

2018.1.13市立図書館 娘達とハマっている大和和紀の比較的最近の作品に手を付けた。小野於通といえば、「真田丸」にちらりと登場していたが、信長・秀吉・家康の時代は「真田丸」に加えて「おんな城主直虎」などでもだいぶ詳しくなっているので、陰陽師的世界も大歓迎、登場人物のイメージが...

2018.1.13市立図書館 娘達とハマっている大和和紀の比較的最近の作品に手を付けた。小野於通といえば、「真田丸」にちらりと登場していたが、信長・秀吉・家康の時代は「真田丸」に加えて「おんな城主直虎」などでもだいぶ詳しくなっているので、陰陽師的世界も大歓迎、登場人物のイメージがしやすくすいすい読める。 1巻は「見えてしまう(←この設定は精霊の守り人っぽく親しみがある)」於通の少女時代から天涯孤独となって九条家で教養を身に着けて公家の中で一目置かれるようになり、飯綱の里を訪ねて巫女の本能にめざめるまで。 2010年の刊行。「真田丸」の三谷幸喜はこの作品もとうぜん目を通していたのだろうなぁと思った。やさしげな関白秀次やかっこいい真田兄弟、大河ドラマを予言するような…

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2017/12/14

全16巻読了。 於通を通して見る、安土以降の豪華ラインナップ・戦国時代総集編(もしくは戦国旅?)と言ってもいいくらい濃密な歴史の物語です。

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2017/12/01

●『イシュタルの娘』あたりの、安土桃山時代の公卿関係文献 ・『公卿補任』九条前久、信尹(信基)の職歴が分かる。 ・『三藐院記』信尹の日記。 ・『晴豊日記』勧修寺晴豊の日記。晴子(新上東門院)の兄。酒呑みすぎ。数日に一回は沈酔。みんなでべろべろ。名前を書くだけで100万円近い収入...

●『イシュタルの娘』あたりの、安土桃山時代の公卿関係文献 ・『公卿補任』九条前久、信尹(信基)の職歴が分かる。 ・『三藐院記』信尹の日記。 ・『晴豊日記』勧修寺晴豊の日記。晴子(新上東門院)の兄。酒呑みすぎ。数日に一回は沈酔。みんなでべろべろ。名前を書くだけで100万円近い収入。贈り物、貢ぎ物が飛び交っている。自身の子ども、他家の子ども、すべて「あちゃ」「ちゃちゃ」「あちゃちゃ」。身分は記入順でしっかり区別。織田信長のことは「信長」と記す。 ・『兼見卿記』天正十年二月四日に信尹(信基)登場。 ・『言継卿記』漢字、漢字。 ・『御湯殿の上の日記』かな、かな。

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2015/05/23

謎の美女、小野於通(おののおつう)のことが知りたくて、現在、発売されているまでをオトナ買いした。 大和和紀先生の描かれる於通さんは、私の想像に近いビジュアル。 書をたしなみ勤勉で、御公家さんたちを楽しませる教養の深さ。 かの織田信長が退屈しているときに、お相手したりと、大人物に...

謎の美女、小野於通(おののおつう)のことが知りたくて、現在、発売されているまでをオトナ買いした。 大和和紀先生の描かれる於通さんは、私の想像に近いビジュアル。 書をたしなみ勤勉で、御公家さんたちを楽しませる教養の深さ。 かの織田信長が退屈しているときに、お相手したりと、大人物に好かれる徳がある。 個人的に、真田兄弟(兄 源三郎 信幸と弟 源次郎 幸村)との出逢いのシーンが好きだな。 於通を恋偲ぶ、近衛信輔との関係も今後どうなるか気になるところ。

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2013/12/23

この漫画を読むまで小野お通という人を恥ずかしながら知りませんでした。 ですが、イシュタルの娘を読んでお通がすごく魅力的な人だと思いました。 もともと歴史物が好きだということもあるかもしれませんが、それを抜きにしてもおもしろいです!! 安定感のある構成で、読んでいて疑問に思うような...

この漫画を読むまで小野お通という人を恥ずかしながら知りませんでした。 ですが、イシュタルの娘を読んでお通がすごく魅力的な人だと思いました。 もともと歴史物が好きだということもあるかもしれませんが、それを抜きにしてもおもしろいです!! 安定感のある構成で、読んでいて疑問に思うようなこともないし、引き込まれるばかりでした。 おすすめです!

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2012/12/09

戦国時代の才女、小野於通を描く。若くに摂関家の九条家に世話になり公家の作法を仕込まれ、近衛信輔と書を通じて繋がる。信長、秀吉、真田などと縁を持ち、預言能力を持つという小野の女当主として・・・

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2012/11/07

お、おもしれ~・・・ベテランの作家さんはさすがだなぁ。絵柄がちょっと古い気もするけど、それは仕方ない。でも綺麗だから問題ないし。 於通は例の彼とは結ばれるんだろうか、それが心配でハラハラするよ。

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2012/08/03

あさき~の時もそうでしたが、この作家さんは、時代考察のレベルが高くて尊敬。 こういう作品にこそ、お金を払う価値があるなと心から思います!! 言葉遣いが綺麗で気持ちいいですね。やっぱり古き和のものって素敵だなぁ~。 ついこの間まで、花とゆめの、なんて素敵にジャパネスクを読んでい...

あさき~の時もそうでしたが、この作家さんは、時代考察のレベルが高くて尊敬。 こういう作品にこそ、お金を払う価値があるなと心から思います!! 言葉遣いが綺麗で気持ちいいですね。やっぱり古き和のものって素敵だなぁ~。 ついこの間まで、花とゆめの、なんて素敵にジャパネスクを読んでいたんだけど、その作品よりも、単語が難しいです。 調べないとわからない用語なども結構でてきました。 どちらの作品も大好きですが、この多少の難しさも、また大好き! 子供向けすぎないで、より本格的に楽しめるというか♪ (これでもだいぶ砕いて描かれていると思うのですが) じーーーっくり読んで3時間くらいかかっちゃいました。 歴史物に興味がある方にオススメ! 安心・高クオリティ作品!

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2011/12/18

新しい歴史マンガという感じ。 誰もが何度も描いた戦国時代という時代なのに於通という視点で見るとこうも違うのかと思わされた。 自由でものすごく面白い。 歴史好き、特に文化史好きの人には読んでもらいたいなぁ。

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2011/07/26

3巻まで読了。戦国時代もの。傑作というほどではないが安定の75点クオリティー。小野於通よく知らんから勉強にはなったかな。

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