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大奥(第六巻) の商品レビュー

4.3

85件のお客様レビュー

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2024/05/07

大奥第6巻では、将軍、綱吉、家宣が描かれている。 世継ぎとする自身の子を持つことができなかった綱吉が、若い頃から互いに思いを寄せつつも側室になることもなく、大奥総取締になった右衛門佐と最後に結ばれたことは、同じ女性として、少し救われた気になった。 家宣も、自身の体調よりも子ど...

大奥第6巻では、将軍、綱吉、家宣が描かれている。 世継ぎとする自身の子を持つことができなかった綱吉が、若い頃から互いに思いを寄せつつも側室になることもなく、大奥総取締になった右衛門佐と最後に結ばれたことは、同じ女性として、少し救われた気になった。 家宣も、自身の体調よりも子どもを生むことを優先するなど、代々の将軍が、女性としての幸せよりその立場を優先して生きなければならない辛さが描かれているなぁと、改めて感じた。

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2023/12/31

…生きるという事は_女と男という事は!_ただ女の腹に種を付け子孫を残し家の血を繋いでいく事ではありますまい! 生まれて初めて惚れた女は誰よりも俺を本当に魔羅としか思ってねえお方だったって訳だ_いっそ清々しい程にな

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2023/06/25
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歴史の授業で 学んだことと エンタメとして 学んでいることと 何だろう 歴史漫画じゃないのに 歴史を感じて 歴史を学びたくなる 最後に並んでいる 参考文献一覧が すごく気になってきています

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2022/12/10

綱吉が死んだ。 家宣と間部詮房と左京のキャラクターがよくて面白かった。 江島生島事件ってなんだろう。

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2021/12/06
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綱吉が桂昌院の為を思って従ってきたものを、 諦めることに決めて自由になる姿を 打掛を脱ぐことで表現しているコマが美しい。 右衛門佐の愛情と、吉保の愛情の対比が壮絶だった。 右衛門佐の「…生きるという事は 女と男という事は! ただ女の腹に種を付け 子孫を残し家の血を繋いでいく事ではありますまい!」 という台詞が沁みる。 江島生島事件の描写は、陰謀説を取っていることもあり 非常に凄絶。

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2017/01/20
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綱吉編ラストから家宣、家継編へ。あちらこちらで吉宗が登場するのが先の伏線でしょうね。ただ、男女が入れ替わっているだけで、細部はともかく、基本的には史実に忠実なので、ストーリー的な目新しさはどうしても欠けてしまう。

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2015/12/28
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爛熟の元禄の世を支えた五代将軍・綱吉。 民からの悪名高き女将軍が、思わぬ穏やかな晩年の中に見つけた一時の夢…。 そして、否応なく流れる世の趨勢とは…!? 第6巻は徳川綱吉の晩年から徳川家宣、徳川家継の時代を描く。第2巻から男女逆転になった経緯を振り返り、第6巻で第1巻の時代に戻ってきた形である。 専制君主・綱吉の孤独、家宣の名君ぶり、柳沢吉保や間部詮房の忠義など歴史上の物語を男女逆転で描いている。大奥の贅沢が幕府財政を圧迫することが示唆されており、今後の物語への影響が興味深い。 家宣、家継時代は新井白石の正徳の治として知られる。『大奥』では白石の出番は僅かであるが、家継の教師として鎖国とともに女子が家を継ぐことは本質的ではないと主張させている。物語世界の本質を突いている。 続いて6代将軍家宣の時代が描かれる 在位は3年と短いものだった

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2015/10/21
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なぜか途中までしかないけど、あるだけ借りる。でも今見たら、7巻まであったな。1~6巻まで読む。しかし、将軍が女で大奥が男ばかりだったなんて、よく思いついたよな。しかし美男子はみんな「きのう何食べた?」の史朗さんに見えちゃう。区別がつかないわ。歴史が好きな人にはいいだろうけど、あんま興味ない人にしたら結局賢い将軍とそうじゃない人との繰り返しって感じで、続きを読むかは微妙。しかし3代将軍から8代将軍の時まで生きてる記録番の人がすごい。そして記録するよう命じた春日局の先見の明がすごい。

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2015/03/11
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映画で観たストーリーをなぞってゆく。老けているのが映画よりもよくわかるから、余計に切ない。 綱吉の最期が怖かった。吉保は自分だけのものにしたかったんだなあ。御台も、お伝も、右衛門佐も、皆綱吉に恋をしていた。 有功が登場すると反射的に涙が…。桂昌院にはイラっとするけど、有功さまの前では小さなかわいい男の子。 後を継ぐ家宣は謙虚で思い遣りのある立派な人だけど、惜しくも三年で亡くなってしまう。 この後に続く事件とは一体何なのか気になります。

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2023/03/02

2015.2.22市立図書館 →2020.7購入 綱吉晩年〜6代目家宣周辺。 史実とファンタジーのからめかたが上手だなぁ。 表紙は右衛門佐。 *** 2023年ドラマ10「大奥」(脚本:森下佳子)をみながら読み返している。 ドラマは第1話が吉宗・水野祐之進、第2〜4話で家光・有...

2015.2.22市立図書館 →2020.7購入 綱吉晩年〜6代目家宣周辺。 史実とファンタジーのからめかたが上手だなぁ。 表紙は右衛門佐。 *** 2023年ドラマ10「大奥」(脚本:森下佳子)をみながら読み返している。 ドラマは第1話が吉宗・水野祐之進、第2〜4話で家光・有功編を描き、第5話中盤から第7話まで綱吉・右衛門佐編でこの巻の前半辺りまできた。原作で重要なコマや台詞はきっちり押さえた上での料理がうまく、綱吉公の最期(=吉保)は原作以上にドラマチックともいえた。第8話はふたたび吉宗編になるので(6代7代については村瀬の没日録が失われているという脚色)、この先の6代家宣と間部詮房、左京らのあたりと絵島生島事件はいつかスピンオフが作られるのを待つことになるのかな…

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