僕はビートルズ(1) の商品レビュー
なりきりたいほど好きすぎた人に、実際になってしまったらどうなるのか?しかもビートルズほどの世紀の有名人に。 ジョン・レノンがあのような死に方をしたからこそ、このような物語ができるのだろう。映画『イエスタデイ』も同じテーマであり、主人公がその時代の人間を騙していることへの良心の呵責...
なりきりたいほど好きすぎた人に、実際になってしまったらどうなるのか?しかもビートルズほどの世紀の有名人に。 ジョン・レノンがあのような死に方をしたからこそ、このような物語ができるのだろう。映画『イエスタデイ』も同じテーマであり、主人公がその時代の人間を騙していることへの良心の呵責と、代わりに自分が素晴らしさを伝えねばならないという責任の間で揺らぐ。 何回も読むと、このストーリーの奥深さやセリフの素晴らしさが伝わって、心に沁み込む。忠実に再現したかわぐちかいじさんにより、素晴らしい作品になっていると思う。
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全10巻読了。 1960年代にタイムスリップした若者たちが、ビートルズより先に彼らの曲を発表してしまうという話。原作者がこの話で賞を取ってデビューしたらしいから、まとまってはいる。でもせっかく4人も主要キャラがいるんだから、もっとぐちゃぐちゃでいい。
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ビートルズが誕生する前の昭和にタイムスリップしたビートルズのコピーバンドが本物が登場する前に自分たちが本物になろうと画策する… アーティストとしての魂を売った男の話。
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「ビートルズになれないとわかっていても、その魔力から自由になりたかったんだ」 ビートルズのコピーバンドをしていた若者4人がひょんなことからビートルズがデビューする前の時代にタイムスリップ!罪悪感と希望を胸に彼らはビートルズの楽曲でメジャーシーンを上り詰めていく.... 「沈黙の艦隊」でおなじみかわぐちかいじ先生の作品。 ライブシーンは、本当にギターのカッティングが聴こえてきそうなほど、迫力があります。そしてレイ萌え。 原作は藤井哲夫先生。藤井先生はこの作品で講談社モーニング編集部主催の漫画新人賞「MANGA OPEN」大賞を初受賞!初受賞で大御所かわぐち先生の作画!すごい!
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それはビートルズへの裏切り──2010年から1961年にタイムスリップしたビートルズのコピーバンド。 自分たちのきた時代がビートルズのデビュー前年だと知ったメンバーは、ビートルズになり代わることを決意する。 “もし、僕がビートルズより先に『イエスタデイ』を発表したら、僕はビートル...
それはビートルズへの裏切り──2010年から1961年にタイムスリップしたビートルズのコピーバンド。 自分たちのきた時代がビートルズのデビュー前年だと知ったメンバーは、ビートルズになり代わることを決意する。 “もし、僕がビートルズより先に『イエスタデイ』を発表したら、僕はビートルズになれるかもしれない”
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現代のビートルズコピーバンドが、ビートルズデビュー前にタイムスリップし、ビートルズの楽曲を自らのオリジナル曲として発表してしまう話。大胆というか乱暴な虚構なんだけど、その奥にビートルズの才能に対する無邪気な信頼と大それた対抗心があるのが面白い。 コピーバンドでもジョンとポー...
現代のビートルズコピーバンドが、ビートルズデビュー前にタイムスリップし、ビートルズの楽曲を自らのオリジナル曲として発表してしまう話。大胆というか乱暴な虚構なんだけど、その奥にビートルズの才能に対する無邪気な信頼と大それた対抗心があるのが面白い。 コピーバンドでもジョンとポールは対立するんだなとおもしろく読んでいたけれど、気がつけばいつもの「かわぐちかいじ作品」におけるダブル主人公のパターンにしっかりはまっている。今回の主役はこっちか、と思いながら読むのだけれど、今回の主役は深町くんよりもひねくれていそうである。 確かに先が気になる。ただ、この作者の女性の絵はどうも美しくなくて苦手だ。
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妹が持っていたので、読んでみましたけど、微妙。 ビートルズ世代じゃないので、余り曲がイメージできないし、当時の様子も懐かしいと感じないし、何より、主人公のショウがどうにも気に入らないです。 自己中っていうか、自分たちがビートルズの曲を先に発表したら、ポールやジョンが別の曲を書くかもって、うまいことをいいますけど、明らかに盗作。 主人公に共感できないので、ちょっと拒否感がありますけど、借りたんでがんばって読んでみます。。。
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10巻まで一気読み。 ヒヤヒヤする場面が多くてどきどきしつつも面白かった! 改めてビートルズを聞きたいな。
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ビートルズを愛するバンドメンバーが、もし「ビートルズがデビューする前に、自分たちがビートルズとして世の中にデビューしたら?」というまさかの逆転発想の物語。 アリエナイ、と思いつつも読み出したら止まらない。 曲を知っているが故に、「SHE LOVES YOU」とか書かれていれば、頭...
ビートルズを愛するバンドメンバーが、もし「ビートルズがデビューする前に、自分たちがビートルズとして世の中にデビューしたら?」というまさかの逆転発想の物語。 アリエナイ、と思いつつも読み出したら止まらない。 曲を知っているが故に、「SHE LOVES YOU」とか書かれていれば、頭の中で音楽が鳴るので読みやすい。 ビートルズが好きな人の中には、「邪道」と、けなしている意見も目にしましたが、私は好きです。 週刊誌での連載が終わり、完結(単行本は9&10巻が来週発売されます)しましたが、思ってなかったオチ&展開で楽しめました。 音楽好き、特にビートルズを知っている人なら楽しめると思います。
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まだ連載中。今6巻まで読んだが、とてもわくわく。SFのはずなのに、ビートルズが軸になっているのと、時代も相まって、今までにない面白さ。 余談ですが、日本の1960年代~70年代ってとても魅力的です。当時の人たちは生きるのに必死だったと思うけど。今だからよいって思えるんだろうな。土臭い、生命力と情熱にあふれている時代な感じが、今に無く、好き。
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