東京怪童(3) の商品レビュー
ハシは死んだんか… 悲しいな キャラの中では玉木先生が好きかな 何を基準に疾患や病気と位置付けるのか 多数が正しくて少数が間違っているように まわってる世界 間違いなんて本当は無いし 答えも無いと思う 正直に生きることが ダメな生き方とは思わない ハシの1個目の漫画 自分が...
ハシは死んだんか… 悲しいな キャラの中では玉木先生が好きかな 何を基準に疾患や病気と位置付けるのか 多数が正しくて少数が間違っているように まわってる世界 間違いなんて本当は無いし 答えも無いと思う 正直に生きることが ダメな生き方とは思わない ハシの1個目の漫画 自分が化け物かと思いきや 本当は周りの人々全員が死んでいた 逆の立場だった 2個目の漫画 みんなが嫌って除け者にした 空を飛べるペンギンスカイウォカーは 彼自身が特別なペンギンだったわけではなく 環境の変化でどのペンギンも飛ぶことが できるようになるという設定だった 生きてる世界が狭すぎて それを知らないペンギン達… 狭い世界から孤独や不安に打ち勝ち 飛び出したスカイウォカー その勇気があったということはある意味 特別ペンギンだったということになるのか 本のデザイン 色の感じ 全体の世界観 に惹かれて 古本屋さんで購入しました ドラゴンヘッドの作者の方だったことは あとで知りました
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望月ミネタロウ氏の作品『東京怪童(2009-2010)』全3巻を読了。望月氏の作品は・・・「座敷女(2003)」を今年の6月に読んだ振りです。いやー、独特な世界観ですが、大好きでした。 登場人物、全員のキャラクターが良くて・・飽きずに全編読めた。 ラストは悲しいが、かなり嬉しいこ...
望月ミネタロウ氏の作品『東京怪童(2009-2010)』全3巻を読了。望月氏の作品は・・・「座敷女(2003)」を今年の6月に読んだ振りです。いやー、独特な世界観ですが、大好きでした。 登場人物、全員のキャラクターが良くて・・飽きずに全編読めた。 ラストは悲しいが、かなり嬉しいこともあり。 深い台詞もあり・・・ やっぱ、望月氏の作品は大好きだなー。傑作。
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主人公ハシは事故の後遺症で破片が脳に残っている為に「嘘がつけない」症状を持っている。思った事をそのまま口にする為、他者とのいさかいが絶えないために入院している。その他、それぞれ異なる疾患を抱えた患者と玉木ドクター。未だ脳の疾患と精神異常がごちゃ混ぜにされている世の中で、何が人の心...
主人公ハシは事故の後遺症で破片が脳に残っている為に「嘘がつけない」症状を持っている。思った事をそのまま口にする為、他者とのいさかいが絶えないために入院している。その他、それぞれ異なる疾患を抱えた患者と玉木ドクター。未だ脳の疾患と精神異常がごちゃ混ぜにされている世の中で、何が人の心を傷つけるのか、と言う事が描いてあり、そこから脱するのは自分の心なのだ、と言う事が一切押しつけがましくなく作者のテイストで描かれている。時にシュールに、時におとぎ話の様に、時にギャグ漫画の様に。 患者を導くべき医者の玉木が失踪する。破片を取り除く手術をすれば元に戻れる確率は50%と言われていたハシは、玉木失踪後に手術を勧められ、選択するには自分を診てくれていた玉木の助言が欲しいと願う。玉木は女装癖及び自分の性癖に悩み、失踪したのだ。自分が分からない医師が患者を診る事などできない、と。玉木の言葉以外でそのような描写は一切されていないが、玉木が「ただ女装が好きなだけなのか」「自分はゲイなのか」「かと言ってハードルの高いものを好む性癖ではなさそう」とまだ迷い続ける中、その一端を担ったのがハシの存在であり、ハシを好きになってしまうかもしれない自分から逃げたと言う告白をしている。 人と違う事、人に理解されない事は人間である以上苦痛を伴わない訳がない。どんなに正直に告白しても信じて貰えない時もある。隠し続けても見透かされる場合もある。なぜ自分はいつまで経っても人と同じになれないんだろう、自分だけ違ってしまうんだろうと考え続ける大人が読んで欲しい漫画だ。
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いい漫画過ぎでしょ……! ハシ君の言葉の一つ一つが心を締め付けてくる。僕も愛されたい愛されたいばかりじゃなくて、人を愛することをしたいと思った。全部愛したい。
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脳の疾患・障害によって、一般人とは物の見え方が違う、 あるいは誤解を招く言動に走りがちでトラブルが絶えない、 そんな子供~若者たちの話。 3巻(最終巻)はカタストロフへ向かうのか、 それとも何も起きずにフニャッと終わるのか…… と思って読み進めたら、いい意味で期待を裏切られた。 ...
脳の疾患・障害によって、一般人とは物の見え方が違う、 あるいは誤解を招く言動に走りがちでトラブルが絶えない、 そんな子供~若者たちの話。 3巻(最終巻)はカタストロフへ向かうのか、 それとも何も起きずにフニャッと終わるのか…… と思って読み進めたら、いい意味で期待を裏切られた。 「ひとりぼっち」であることを自覚した「まりちん」の心の叫びと、 彼女を救いたいと願う英雄(ひでお=10歳♂)の奮闘が切なくも美しい。 英雄の心象風景が物語全体を包括するかのような〆も個人的に好み。 スタージョン『[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ』を連想した。 それにしても「未確認ランチ」いいなぁ! ご相伴に与りたい(笑)
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この作品は漫画というジャンルを超えてると思う。一種の文学と言ってもいいんじゃないか。 間違いなく傑作。
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こんなに切ない最後だったとは、うそをつけないからこそ人を傷つけるけど、でもそれがうそだった。ちょっと泣いた
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なんでそういう終わり方かなというがっかり感。どうも出版社の都合上早く終わるハメになるのか?もう少し話、広がれそうだったのに。
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年末の諸処ランキングにでてくるであろう、ということで1-3巻イッキ読み。どのキャラも目を離せない感じ。ストーリーは、もう一回読まないとストンと落ちない感じ。
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まさかの最終巻。(相変わらずの素晴らしい表紙。) 未回収のものをぐいぐい回収しながら強引にラストへと持って行った。 打ち切りになったのか、本人のやる気がなくなったのか、もともとそういうものだったのかはわからないが、 キャラクターデザインや物語のテーマと背景、絵のタッチ、どれ...
まさかの最終巻。(相変わらずの素晴らしい表紙。) 未回収のものをぐいぐい回収しながら強引にラストへと持って行った。 打ち切りになったのか、本人のやる気がなくなったのか、もともとそういうものだったのかはわからないが、 キャラクターデザインや物語のテーマと背景、絵のタッチ、どれもミネタロウのネクストステージなような気がしていた今作(名前もカタカナになったし)。 アメコミとアウトサイダーアート、映画「ゴーストワールド」や「リトルミスサンシャイン」、それから村上龍の「コインロッカーベイビーズ」。きっと本人の好きなもののごった煮だったのだろう。 これから3巻に入り、奇人たちのロードームービーになっていくのかと思ってワクワクしていたので、終わってしまったのがとても残念。 しかしこの間ヤンマガでやってた読み切りの「ズベルバー」もぶっ飛んでたし、次回作準備中って書いてあったので、次に超・超・期待!!
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