土星マンション(6) の商品レビュー
憎しみを生んだ根源への復讐は代替え行為では補えない、補ってはいけない。不幸な自分を正当化してはいけない。
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徐々に撒かれていた不穏の種が一気に花開いた感じ。この漫画はこういう側面も描ききらなきゃならない作品なのだとは思うが、それにしても辛い。 タマチのくだりは本当に良かった。結局ケリを付けたのは自分自身というのはタマチらしい。みんな揃いも揃って、面倒な性格してる。
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6巻の救いようのなさかげんが一番リアルに感じて興味深かったのでこっちでレビューしときます 表紙のモノクロの世界に佇むタマチの絵もすごい印象的でいい。土星マンションは個人的に6巻が一番よかった
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このほど、7巻で完結した。でも、表紙が好きなので、こちらで登録(^^;。 どんな結末になるのか、まったく読めなかったので、最後までドキドキした。 みんな、抱えているものがある。 捨ててしまえば楽になれるのに、捨てられない。捨てるわけにはいかない。 引きずって進むしかないのだけれど、足は重く、迷う。 でも、いつしか傷が癒えて、軽やかに進むことができるようになるはず。 それには、自分の傷と向き合うしかない。 正面から向き合って、乗り越えていくしかない。 この巻の最後で、タマチが叫ぶ。 「自分で立てよ。誰かに頼るな!」 そして、泣き崩れる。 許されるためには、自分で許さなければならないけれど、 それには、長い長い時間がかかる。 そして、また歩き始めなければならない。 タマチは立ちあがる。 歩き始める。
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floor.46 君の乗る船 はなんともやりきれない。何気ない日常がだんだんと不穏な空気を漂わせながら非日常へと向かっていく。それぞれの想いがそれぞれに地上に向かっていて寂しい。
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子供の頃から見ている夢とよく似た世界観w でもそんなことより、SFの世界観の中で、そこの日常を過ごしていく事の大変さ、「ふつう」に生きる大切さをきちんと描いてくれる良い作品だと思う。 ふつうに気づく事って大事だなぁ。 この人はうまいなあ。
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着々と進む地上降下計画と、発電所の事故と、タマチの変化、下層住民の暴徒。 前巻に比べてめまぐるしく動く巻だった。 サチへの心情が一瞬で片付けられてしまったが、そこも含めて今後どうなるのか。
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前半、こういうこと言えるミツはやっぱりいい子だなぁ、とかほのぼの読んでいたら後半一気に大変なことに! タマチさんの件は良かったにせよ、今後どうなっていくのか気になって仕方ない展開です。
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一気に話しがすすみ・・・・・・暗い展開に。 タイタニックみたいな。 ・・・・・・ ふと思ったのだけど、この世界の人々って日本人なんでしょうか? 外国人も土星マンションなのかな??? (こんなこと思うなんてナンセンスかしら)
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やっぱり不安定な方向に行くのかー。それぞれの考えが少しずつズレて重なってる怖さをホントに上手表現してるなぁ。 岩岡ヒサエ漫画はそういうところが大好きだけどそのまま落ちるところまで落ちていきそうで怖い。
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