1,800円以上の注文で送料無料

信長戦記(2) の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犬山城・堂洞城攻略編 大概のお話だと、桶狭間の後は墨俣・岐阜と、破竹の勢いで攻略していくように書かれる事が多いですが、その割に7年もの年数が掛かっていたりするなど、あまりこの辺の時期については知らない事が多く、地味な展開を予想していました。 ところが、織田信清が武田方により調略済みで、一色・今川も含めた信長包囲網が敷かれているという、ディプロマティックな展開に。 信清は犬山陥落後に甲斐に逃亡し、武田家の元で犬山鉄斎と称していたようなので、実際信憑性の高い話なのかもしれません。 また、第4次川中島合戦についても、お互いにミニマックス法=「生かし合い」を採用した結果、本陣同士が激突したという考察になっていて、これも面白かったです。 気になる点は、犬山城が落ちたのか落ちてないのかが不明瞭な所。包囲したまま二正面作戦をして勝てる程、織田家の動員数は多かったのか?という疑問が残ります。 とはいえ、秀吉のキャラも魅力的なので、引き続き3巻も期待します。

Posted byブクログ