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楊令伝(14) の商品レビュー

4.1

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    6

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2025/01/07

李英→裏切ったと思ったが替天行道の考えを忘れていなくてよかった。 自由市場で国を滅ぼしていく考え素晴らしい。 梁山泊と南宋の戦いでの力関係も含め、ある意味、理想国家になっている。 だから尚更、次の最終章で何か嫌な予感が。。。

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2024/03/04

ほら見ろ!また急にバタバタ死にだした! もうページめくるたびに誰が死んでるやん! って流石にそれは言い過ぎの巻の十四でおます もう完全なる帳尻合わせやん なんだもうあれか?百八星皆殺しにする気か!それがライフワークか! そして楊令が目指す国、梁山泊が目指す国の全貌がついにはっ...

ほら見ろ!また急にバタバタ死にだした! もうページめくるたびに誰が死んでるやん! って流石にそれは言い過ぎの巻の十四でおます もう完全なる帳尻合わせやん なんだもうあれか?百八星皆殺しにする気か!それがライフワークか! そして楊令が目指す国、梁山泊が目指す国の全貌がついにはっきりしました 楊令なりの『替天行道』なのは分かるんだけど これちょっとあれよね北方謙三アニキの完全なる理想論よね 実現すればもちろんすんばらしいんだけどちょっと難しいてか無理よね まず為政者がとんでもない聖人じゃないと無理 分かりやすく言うとわいクラスの聖人じゃないと無理 人間の欲って底がないからね、悲しいけどそれが現実なのよ でもほんと全共闘世代ってほんとそういうところあるわよね(急におネエ) まぁ、小説なんでね そういう国があってもいいんだけど、『岳飛伝』があるってことはやっぱり楊令の国造りはうまく行かなかったんだろうな〜 よーし!いよいよ次は『楊令伝』最終巻! 気合い増し増しで行くぜ!

Posted byブクログ

2022/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

水滸伝の時とはまた違う気持ち。梁山泊が勝ってほしい!その気持ちは変わらないけど、勝ったとしても万歳だけできないというか。そんな気持ち。行末を見守りたい。 李英………… 志を疑ってしまったこと謝りたい…… さすが、李応の息子…… 開いた口、塞がらず…… 戴宗も。梁山泊の男は腐らない。 これまた志を疑ってしまったことを謝りたい。 李媛ちゃんまで。兄弟は一緒に殺さないって替天行道で北方さん言うてたのに!!!嘘つき!!!! 仲直りさせてあげたかったよ!!!!!! 燕青は人の悲しみを背負い続けて生きてる。 郝喬はそれでも好きなんだね。 人生は悲しみだけじゃないよきっと。 公孫勝、泣いたのは林冲の死を知った時だけ。 言葉が何も出ません。 張横、童猛、阮小ニも。水滸伝からの同志が死んでいく。年齢の関係もあるけど。辛い。 郭盛ーーーーーーー。 郭!!盛!!!!!!!!!!!! 楊令が、悲しくないわけないのに。隠すしかないもんね。頭領だから。 郭盛は自分のことをそんなにすごくない。戦場から動かない、っていうことしかできないって言ってたけど、水滸伝シリーズで一番大きく長く歩兵を指揮してたんじゃないだろうか。大好きな人。。。 史進はずっと健気なものに守られている気がする。 それは乱雲、郭盛、お父さん、朱部、魯智深、王母、そして自分の強さ。 だからこそ、自分だけ生きているのが辛いんだろうな。史進には死んでほしくない。でもなぁ。 遂に次は最終巻。

Posted byブクログ

2019/03/24

図書館で借りて読んだ。 あと1巻かと思うと名残惜しい。 李英は最期まで志を貫いたけど、不運というか、巡り合わせが悪かったなあ。

Posted byブクログ

2018/10/18

南宋の戦闘始まる。 李英、皇帝の暗殺に失敗し自裁。 戴宗、通信網を作った苦労人。青連寺のボスと刺し違える。

Posted byブクログ

2014/09/01

第14巻読了 童貫との決戦でかっこよかった『まんなかの漢 郭盛』が、残り2巻というところで退場。そして酒浸りの戴宗もきちっと仕事をした。水滸伝からの古い人がこれでもかと、最期を迎え、最終巻へと続く。 ん~・・・頁をめくるのが勿体ないと感じる巻だった。

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2014/02/02

やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか? 誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を...

やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか? 誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編 水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。 序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。 水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。 初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。 激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。 前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。 元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。 呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。 張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟 この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く…… 生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう!

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2013/04/13

交易の道が成功した梁山泊が、次は自由市場を開き、既存の国家を脅かす存在になっていく。そして、国の統治を否定された南宋が大規模な攻勢を仕掛けてくる。この巻は久しぶりに大きな戦。戦闘の描写が短い文章をつなぐ北方流に合っていて迫力がある。そして、古くからの登場人物も次々に死んでいく。い...

交易の道が成功した梁山泊が、次は自由市場を開き、既存の国家を脅かす存在になっていく。そして、国の統治を否定された南宋が大規模な攻勢を仕掛けてくる。この巻は久しぶりに大きな戦。戦闘の描写が短い文章をつなぐ北方流に合っていて迫力がある。そして、古くからの登場人物も次々に死んでいく。いよいよ終わりが近い。

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2012/12/30

ようやく中だるみが終わって最終巻に向けて盛り上がってきました。 やっぱし、戦いがあり、死が描かれてこその水滸伝(これはその続き)ですね。 郭盛、乱雲・・・ そして残る史進 最後はやはり楊令が死んで終わるんやろうなあ・・・ 読みたくない気分です^_^

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2012/06/24

交易で利を上げ、物流で中華を支配し始めた梁山泊。 替天行道の志の先に見えてきたもの。 帝が支配するのではなく、民が富み、民が治める社会。 誰のための政治か、誰のための平安か・・・ 考えつくした先に出てきた国の形。 そうやって中華の一体に存在し続けた梁山泊。 旧来の国の形を壊し、今...

交易で利を上げ、物流で中華を支配し始めた梁山泊。 替天行道の志の先に見えてきたもの。 帝が支配するのではなく、民が富み、民が治める社会。 誰のための政治か、誰のための平安か・・・ 考えつくした先に出てきた国の形。 そうやって中華の一体に存在し続けた梁山泊。 旧来の国の形を壊し、今ある国々の存在を脅かす存在。 黙って野放しにしておくわけにはいかない存在になりました。 また次々に始まる戦。 最終章へ向けてかなり盛り上がっています。 楊令伝もあと1巻。 どんな終わりを迎えるのか。 終わりが見えてきて、少しさみしい気持ちになっている私でした。

Posted byブクログ