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戦艦大和 最後の証言 の商品レビュー

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2019/09/06

近代史を、特に戦争に関して、あまり学んだことがなかった。 開戦に至るすべては、イデエオロギィーの違いなんかじゃない理由と目的だった。 情報も隔離され、戦時中をすごし、戦後を迎えた方々がこんな貴重な本を・・ 感謝以外のなにものもないです。 呉の旅に持参したんだけど、あの時代へ、お供...

近代史を、特に戦争に関して、あまり学んだことがなかった。 開戦に至るすべては、イデエオロギィーの違いなんかじゃない理由と目的だった。 情報も隔離され、戦時中をすごし、戦後を迎えた方々がこんな貴重な本を・・ 感謝以外のなにものもないです。 呉の旅に持参したんだけど、あの時代へ、お供につれていってもらったのは私の方でした。 戦争の生々しさが忘れられないのと同時に、 日本がしたことは酷い。でもそれをさせられた日本人もさせた一部の日本人もいた訳だし・・ 現代だって、同じ構図はある。 気を引き締めて生きたいな。

Posted byブクログ

2011/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大和の高角砲員であった坪井さんの凄まじい体験記と作者のわかりやすい太平洋戦争の解説が載っており戦争の勉強中の身としては持っていたい一冊でした。 坪井さんの言葉『死を美化してはならない。戦争で死んだ若者を「うつくしい」と感じる心をもてば、自分の精神もまた死に陶酔する性質をもちはじめる。その心は、やがて戦争を肯定するものになる。戦争で死んだ若者たちの精神を讃えることなく、戦場で命をおとした若者たちの無念を感じてほしい。そして二度と戦争をしないことを誓っていただきたい。それがなによりの供養となるだろう。』・・・・・・・深く感じ入りました。

Posted byブクログ