お家賃ですけど の商品レビュー
私も大家さんに家賃毎月手渡ししていたことがあるので読んでみた。ら、なんとなんと、私が生まれ育った牛込が舞台で驚くやら懐かしいやら。加寿子さんと亡き母が重なってしまう。
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能町さんの加寿子荘での暮らし。 私ではこう感じたりすることはないだろうなあと思うくらい、能町さんの、人や街やお店に対する感度はあたたかくて、どれも誰も愛おしい気持ちになります。
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愛すべき神楽坂の加寿子荘での日々。筆者が男、オーエル、執筆業となんて波乱万丈な半生を送っているのかと思う。エッセイ。
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オカマだけどOLやってますと打って変わって女性らしい雰囲気の文章。 冒頭の見た目の性別が変わってから、以前の借家に引っ越すところが可笑しい。
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あーいいなあ古い建物 あこがれしかないな でもGはやだ 隙間のない古い清潔な建物はないものか、、、 みね子さんの文章だけど独り言っぽく書いているからなんだか新鮮 ぐるぐるしてるのがおもしろく共感する 病院の前後の普通の生活が見られるとは思ってもいなかった
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とにかく表紙の写真がステキ。 レトロで、とってもノスタルジック。 加寿子荘。とっても古いアパートだけど、大家さんがよくお掃除をしているようで、写真で見るととても清潔感があって、いい感じ。 能町さんの事ほとんど知らないけど、なかなか面白い本でした。
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お住まいの素敵さはもちろんなんだけど、生死に関わることを色々考えさせられた。 ちょうど今年は病院に通ったり身内の身体のことをすごく考えた1年だったから。
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★★★★最近テレビで気になっていた能町さんのエッセイ(かな?自伝かな?)古いけれど大家さんがピカピカに磨き上げている昭和の匂いぷんぷんのアパートでの生活が綴られています。能町さんて、とても理性的で心の温かい人なんだろうな、という事が文章の端々からよくわかります。ご自身のお祖母様や...
★★★★最近テレビで気になっていた能町さんのエッセイ(かな?自伝かな?)古いけれど大家さんがピカピカに磨き上げている昭和の匂いぷんぷんのアパートでの生活が綴られています。能町さんて、とても理性的で心の温かい人なんだろうな、という事が文章の端々からよくわかります。ご自身のお祖母様や周囲のお年寄りを見る目も優しくて、普通ならちょっと呆けているのでは?と思える言動も(失礼!)能町さんは「なんて可愛い!」と感じるのです。色んな悩みを抱えているのに基本的にいつも冷静でポジティブな目線で周りを見ている所が素敵だなぁ。
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元々個人的な日記なわけだからそりゃそうだろうが、非常に個人的な日常の話。文体が結構独特。しかしやはりこの人は女性なんだな、という感じ。物事の感じ方とか、表現の仕方が。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ドリカム層とモテない系」を読んで、私の中の「女性エッセイ系を読みたいときにとっておこう」作家棚に入れていた能町みね子さん、だったのだけど。 この本を読み始めての最初の方でいきなり明かされる真実にびっくりする。いや、もうその手の本も出されていたので知らなかった自分が遅いというか、前情報なさすぎ。 タイトルから家にかかわるエッセイかと思ったら、むしろ仕事とか生活とかそういうことが絡んでいて、なんだかいろんな方向に話がいくしなぁと思いながら読み終わり、奥付手前に小さな字で「この作品は個人的な日記を再構成し…云々」と書かれているのを読んで腑に落ちる。 それ、表紙裏くらいに書いておいて欲しかった気もするなぁ。 作品自体はなんというか淡々としていて、でもほほえましくて、まぁなんだかいいねという1冊。
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