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海水浴と日本人 の商品レビュー

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2021/08/21

夏の一大行楽、海水浴。しかし、古くは「ウミミズユア ミ」と呼ばれ、波によって皮膚等を鍛える潮湯治の一種 でした。明治以降、医師たちの取り組みや水練との一体 化によって、日本的な海水浴が誕生していきます。その 過程や海水浴場、海の家の発展など、海水浴の歴史を まとめた一冊。

Posted byブクログ

2019/10/10

戦前の海水浴の歴史をたどったのみの、いっこうに面白くはない、資料的な一冊。 まず、構成が悪い。 章をまたいで何度も同じような話・場所が出てくる。 歴史資料の引用が無駄に長い。 もっとコンパクトに、リズムをつけられる。 なんなら第一章のみでいい。 それと、深みのある考察(海と日本人...

戦前の海水浴の歴史をたどったのみの、いっこうに面白くはない、資料的な一冊。 まず、構成が悪い。 章をまたいで何度も同じような話・場所が出てくる。 歴史資料の引用が無駄に長い。 もっとコンパクトに、リズムをつけられる。 なんなら第一章のみでいい。 それと、深みのある考察(海と日本人の関わりや、海と健康の実証など)も不足しているから、締まらない。 もちろん勉強になったこともある。 ・日本人は近世までは海水浴という概念がなかった。宗教的概念のみ。 ・明治以降、海水浴はウミミズユアミという医療行為であった。 ・サナトリウムの先進性 ・大磯が海水浴発祥の地だったこと。開発者が松本良順だったこと。

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