世界で最も危険な書物 の商品レビュー
タイトルとミステリアスな表紙につられて読み始めたんですが、正直失敗でした。内容としては、グリモワールの歴史をギュッと一冊に収録した感じです。ページ数の割に、書物の中身に触れる部分はほとんどないという残念ぷり。読破するまでに飽きてしまうタイプの本かもしれません。
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珍しく邦語で読める魔導書…グリモワールについて学術的に書かれた本です。 タイトルに歴史と付くだけあって、”グリモアって本当はどんなものなの~?”に、 歴史を追いながら答えてくれます。 これを読んで、グリモアを求めたり、実践しようとする人は、その意味をもう一度考えるべし。 ただし、...
珍しく邦語で読める魔導書…グリモワールについて学術的に書かれた本です。 タイトルに歴史と付くだけあって、”グリモアって本当はどんなものなの~?”に、 歴史を追いながら答えてくれます。 これを読んで、グリモアを求めたり、実践しようとする人は、その意味をもう一度考えるべし。 ただし、近代の…”黄金の夜明け”周りは、良くも悪くも学術書な点に加えて、 アブラメリンが名前程度しかないのは非常に残念。 (情報が期待できそうにない点を置いておけば、精神史的分野なら考察があるべき一冊ではないでしょうか?) 逆に、色物に見えるネクロノミコンあたりは意外と楽しめます。
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