交通インフラとガバナンスの経済学 の商品レビュー
空港、港湾、有料道路といった交通インフラを題材に、効率的で効果的な行政組織ガバナンスをテーマとした研究書。これまで用いられてこなかったデータをふんだんに使用し、統計分析やインタビューの手法を用いて、実態把握、問題点の抽出を行っている。その分析を踏まえ、国と地方の役割分担の明確化や...
空港、港湾、有料道路といった交通インフラを題材に、効率的で効果的な行政組織ガバナンスをテーマとした研究書。これまで用いられてこなかったデータをふんだんに使用し、統計分析やインタビューの手法を用いて、実態把握、問題点の抽出を行っている。その分析を踏まえ、国と地方の役割分担の明確化や地方が管理する場合に住民に財政責任を課すこと(補助金に頼らないようにする)などを提言している。 実証分析の手法が駆使されており、研究書として優れた一冊だと思うが、行政の現場の感覚とちょっと乖離があるようにも感じた。
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思ったより残念でした。基本を知っていれば読みやすいですが、入門書にしては難しい。深く掘り下げたいかというと…。そこまででは。内容を薄っぺらくしたいのか深くしたいかが微妙…。表面的課題の指摘は一定の共感がある一方、深層の課題には触れられておらないこともあり、専門書として読みとくには...
思ったより残念でした。基本を知っていれば読みやすいですが、入門書にしては難しい。深く掘り下げたいかというと…。そこまででは。内容を薄っぺらくしたいのか深くしたいかが微妙…。表面的課題の指摘は一定の共感がある一方、深層の課題には触れられておらないこともあり、専門書として読みとくには 問題の本質を見失うのかなぁ…。なんとも微妙。
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