リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) の商品レビュー
この本は、出来る限りの情報収集で金曜破綻時の生々しい駆け引きをいろんな立場の人間の観点で書いてあるのが、新しいとともに引き込まれます。 米国でベストセラーに半年以上君臨していたのは頷ける
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上巻と一緒に六本木一丁目の書店で購入して、一気に読んだ。あの書店の棚、いいセンスしてたな。 リーマンが崩壊し、激震が走っていた時期の金融街が緻密に描写されていて、まるで映画を見ているようだった。 こんな本がまた出版されないかなー。
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Too Big to Fail: The Inside of Story of How Wall Street and Washington Fought to Save the Financial System from Crisis - and Themselves ― h...
Too Big to Fail: The Inside of Story of How Wall Street and Washington Fought to Save the Financial System from Crisis - and Themselves ― http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/119224.html
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下巻も上巻のスピード感を失うことなく、一気に読ませる。 当時の新聞記事、テレビ、市場の雰囲気、その数年前のNYの街の雰囲気、など読んでいるうちに色々と目に浮かぶ。 人間の欲望渦巻く金融の世界の端っこにいるひとりとして、傍らに置いて折にふれて読み返したい1冊となるだろう。
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膨大な登場人物が現れては消え、買収・合併・融資・政府支援と目まぐるしく状況は変わる。たった数週間で起きた出来事とは思えないほどダイナミックだ。しかしこれはすべて実話。ウォール・ストリートのインサイドの動きにフォーカスしたからこそ当時の緊迫感が伝わってくる。 本中には三菱UFJの...
膨大な登場人物が現れては消え、買収・合併・融資・政府支援と目まぐるしく状況は変わる。たった数週間で起きた出来事とは思えないほどダイナミックだ。しかしこれはすべて実話。ウォール・ストリートのインサイドの動きにフォーカスしたからこそ当時の緊迫感が伝わってくる。 本中には三菱UFJの話も出てくるが、彼らの決断が結果的にモルガン・スタンレー社を救い、間接的に致命的な金融危機を回避につながったことは興味深い。そして「日本人だぞ?奴らは素早い決断なんかできない」という発言も同じ日本人として興味深い(苦笑)。 今回の金融危機はなんとか回避できたようであるが遅かれ早かれ歴史は繰り返すのかなぁ・・・。 ちなみにファウド氏を終始苛つかせた空売り屋サイドのドキュメントとして、 併せてマイケル・ルイス氏の『世紀の空売り』を読むと面白い。
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騒動の裏に国を挙げた官民一体で危機回避動いていたのだなあ。 アメリカの底力を感じさせる。 多額の資金提供をしながら、最後の方にしれっと出てきたMUFJ。良い買い物だったのか?
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いわゆるリーマンショックから、アメリカの金融機関がどのようにドミノ倒しになったか、そして金融機関がどのような末路(リーマン・ブラザーズは破産、他は救済)をたどったかを、経営陣の動きに焦点を当てたドキュメンタリー・タッチの本である。 これは昨年原著で読んだが、Barbarian ...
いわゆるリーマンショックから、アメリカの金融機関がどのようにドミノ倒しになったか、そして金融機関がどのような末路(リーマン・ブラザーズは破産、他は救済)をたどったかを、経営陣の動きに焦点を当てたドキュメンタリー・タッチの本である。 これは昨年原著で読んだが、Barbarian at the Gate以来の迫力あるノンフィクションであった。この訳書は引用の必要があって最近読んだ。金融の専門家でもないのに、よくここまで訳していると思う。読みやすい。バークレーズキャピタルのダイヤモンドとバーレーはボーナスを420億ドル、84億ドルもらう(340ページ)なんてことは有り得ず(これは同社の利益総額よりもはるかに大きい)、これは42百万ドルと8.4百万ドルの間違いである
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上下巻ともに読了。 リーマンショックの当事者たちのインタビューをもとに書かれたノンフィクション。 リーマン・ブラザーズを中心にメリルリンチ、AIGなどの米大手金融機関が、サブプライムローンの信用力低下を発端とした金融危機に翻弄される様が生々しく描かれている。 また、これらの大手金融機関の倒産は、クレジット・デフォルト・スワップを購入している他国の金融機関にも連鎖するため、各国でも次々と混乱が起こっていく。 日本人としては、下巻の後半で、三菱東京UFJがモルガン・スタンレーに90億ドルの出資をしたシーンに感動!出資した際の90億ドルの小切手の写真を見たとき鳥肌がたった。 金融が世界経済に与えるインパクトの大きさを再認識するとともに、日本の金融機関もそれなりに存在感が増してるのかなと感じることができた一冊。
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(本当は途中なんですが、もう飽きて来たのであと1/3ほど残してやめます)リーマンショックを中心とした2009年の金融危機に米国の投資銀行やら、保険会社やら役員の皆さんや米国政府も偉い人たちがどんな考えで、どんな行動を取ったのかを分析などを一切用いずに、たんたんとストーリー仕立てに...
(本当は途中なんですが、もう飽きて来たのであと1/3ほど残してやめます)リーマンショックを中心とした2009年の金融危機に米国の投資銀行やら、保険会社やら役員の皆さんや米国政府も偉い人たちがどんな考えで、どんな行動を取ったのかを分析などを一切用いずに、たんたんとストーリー仕立てにしたノンフィクションです。 米国のエグゼブティブたちの考え方や価値観なんかがよく分かるので、そういう意味では非常に興味深いものではありますが、登場する会社が多過ぎるし(いやそれだけ大惨事だったわけですが)外国人の名前を覚えるのは得意な方ですが、さすがに登場人物が多過ぎる…。ひさびさに「これ誰だっけ」ってなりました(笑 うーん、特段おすすめはしませんが、金融業界に興味のある方は読んでおいたほうがいいかとは思います(2012.03.21読了)
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ベアスターンズの買収、リーマン倒産、AIG救済、TARPまで、リーマンショックの流れが全て克明に描かれているノンフィクション。凄く面白かった。でも歴史から人類が学んだのは、人類が歴史から学べないことだけ。という言葉があてはまる流れに最近戻ってきている気がしてならない。
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