サッカー戦術の歴史 の商品レビュー
160206 中央図書館 フォーメーションが、サッカーというゲームで、とりわけトップレベルのプレイヤーが集うリーグや大会では非常に重要であるだろう、ということがよくわかる。一般のスポーツファンにはわかりづらいが、個人のスキルや局面で決まること以外に、90分を通した結果として勝敗を...
160206 中央図書館 フォーメーションが、サッカーというゲームで、とりわけトップレベルのプレイヤーが集うリーグや大会では非常に重要であるだろう、ということがよくわかる。一般のスポーツファンにはわかりづらいが、個人のスキルや局面で決まること以外に、90分を通した結果として勝敗を決するには、大局的な配置や構想というものが全体を覆っているということだ。テレビ中継で松木「解説者」や明石家さんまが喚きたてるファイトやスピードだけでは、ゲームは決まらない。 フォーメーションの変化によって、ファンタジスタやセンタフォワードが無くなっていく理論がよくわかった。また、背番号の由来というのも、目が開かれた感あり。
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「サッカーの歴史をもとに、数々の名試合で使われた戦術を体系的に分析した一冊。戦術やその基礎となっている哲学をきちんと押さえることが、土台を強くする!」
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サッカー戦術の本。戦術というか、システムの歴史。思っていたよりもシステムの変化が激しいという事がわかる。 良くありがちなシステム論ではなく、歴史に裏打ちされた記述には説得力がある。 ただ、この本自体はイングランドで書かれたらしく、イングランドのサッカーの歴史が中心として書かれている。 だんだんFWが減って行く歴史が面白い。サッカーの最初の頃は、 5トップ。 びっくり。
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