東南アジア四次元日記 の商品レビュー
この本で取り上げられているような珍妙なものはいまやメジャーになってしまったけども、1997年頃はまだマイナーだったのですね。今はへんなものがあったらすぐ拡散されちゃいますしね。それもまた「世界をさまよう体験の機会損失」に繋がってるのかも。 のび太がひみつ道具で小さくなってお人形...
この本で取り上げられているような珍妙なものはいまやメジャーになってしまったけども、1997年頃はまだマイナーだったのですね。今はへんなものがあったらすぐ拡散されちゃいますしね。それもまた「世界をさまよう体験の機会損失」に繋がってるのかも。 のび太がひみつ道具で小さくなってお人形の家で遊ぶという話がドラえもんにあって、子供の頃むちゃくちゃ羨ましかったんですが、これは築山に憧れる宮田さんの気持ちに近いような気がします。どうでしょう。どうでもいいか。
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宮田珠己の旅行エッセイ。肩の力抜いて、なんも難しいこと考えずにモワーっと読めばいい。例えば、スーパー銭湯のロウリュウで蒸されたりしながら読むにも良いかも。 しかし、今から20~30年前の日本とか東南アジアってなんだか雑然としたパワーが残っていたんだなぁ、と万感の思いが立ち込める...
宮田珠己の旅行エッセイ。肩の力抜いて、なんも難しいこと考えずにモワーっと読めばいい。例えば、スーパー銭湯のロウリュウで蒸されたりしながら読むにも良いかも。 しかし、今から20~30年前の日本とか東南アジアってなんだか雑然としたパワーが残っていたんだなぁ、と万感の思いが立ち込める。時代が進む文化も化学もそれなりに進歩したはずやのに、息苦しさがあるような現在… 人間はもっと、おおらかに生きていいんちゃうか。と思うんだけどなぁ。
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会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと...
会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと、ハイパーデンジャラス!快笑旅エッセイ。(アマゾン紹介文) カラーを含む写真が豊富な贅沢な文庫本。 取り上げられているものやことはまさに変てこで大変楽しいのですが、文章自体が比較的おとなしめなように感じられました(初期の著作なので当然と言えばそうなのですが)。 ただ、面白いことに変わりはないので、宮田さんを紹介するのに良い一冊だと思います。
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記念すべき会社退職後独り立ち作品。デビュー作が強烈過ぎたためか、本作の文章は「守り」に入った感があった。しかし、旅行先は不思議ワールドが広がる東南アジア。ミャンマーのオカマは勘弁してもらいたいが、その他の寺院には行ってみたい。真理はあとがきにあった。「我々は現実の自分の旅が、どこ...
記念すべき会社退職後独り立ち作品。デビュー作が強烈過ぎたためか、本作の文章は「守り」に入った感があった。しかし、旅行先は不思議ワールドが広がる東南アジア。ミャンマーのオカマは勘弁してもらいたいが、その他の寺院には行ってみたい。真理はあとがきにあった。「我々は現実の自分の旅が、どこかで見、聞いた旅の追体験にどうしてもなってしまうジレンマの中にいるのである。」
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出張先で読んだ。社会人の縛りの大きさを強く感じることができた。 あぁ、このまま国境を越えてうろうろうりうりしたい。
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細かい地名とか寺の名前とか、よくわからんけど、ちょくちょく飛び出すたまきんぐの面白い言い回しに何度爆笑したことか
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ストーリー 会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬...
ストーリー 会社を辞め、東南アジアへ旅に出た。遊園地にしか見えない教団施設、仏像の迷路、バナナを頭にのせた虎の像、四階建てビルを枕にした巨大仏など、奇奇怪怪なものが続々登場。しかもその道程は、オンボロバスに乗せられたり、オカマの祭りで股間に危機が訪れたり、精霊が霊媒師に乗り移る瞬間を見たりと、ハイパーデンジャラス!快笑旅エッセイ。
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会社を辞めて東南アジアを1年くらい旅した作者の旅行記。 各地の文化に根付いた土着の宗教とその施設を賑やかしています。 大体の旅行記は作者の体験を追体験できますが、と言うかそのために読んでるんですが、彼の作品は実際に行って確かめたい、と思わせる何かがあります。 記述が足りな...
会社を辞めて東南アジアを1年くらい旅した作者の旅行記。 各地の文化に根付いた土着の宗教とその施設を賑やかしています。 大体の旅行記は作者の体験を追体験できますが、と言うかそのために読んでるんですが、彼の作品は実際に行って確かめたい、と思わせる何かがあります。 記述が足りないということもあるにはありますが、どちらかと言うと彼の琴線に触れた変なものなら間違いなく面白いって思える妙な信頼感。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東南アジアの変な像なんかを探す旅行記。好き嫌いが分かれると思うが、私は大好きだ。 特にワットケク!巻頭のカラー写真と合わせて本文を読むと笑いが止まらない。実は読むのは3度目だが、多分また忘れた頃に読むと思う。是非一度本物の「得体のしれない生き物を料理する」像を見てみたい。
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H25.9.29 四次元。 自分だけだったら興味を持たなかったかもしれない世界も、宮田さんの四次元フィルターを通すとすごく興味深くて、面白そう!実際に見てみたい!って気になる。 宗教やなんやかんやと遊園地の考察もおもしろかった。
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