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折り紙の幾何学 増補新版 の商品レビュー

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2012/09/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

折り紙という子供向きの題材と幾何学という科学的題材が、共存しており、子供から大人まで、長く楽しめる書籍である。 著者も、家族で作ったというところも、内容の暖かさを感じさせることができる。 難しい幾何学を、ひょっとしたら、好きにさせることができるかもしれない。また、2次元の紙を、3次元の折り紙にすることにより、3次元認識と3次元幾何学を取り持つことができる要素が含まれている。 子供のうちからこの書を与えることにより、将来、科学者、技術者になったり、設計者(デザイナ)、芸術家になるための下地を作るかもしれない。 そんな雰囲気が漂う良書である。 ps. 伏見 満枝さんのご葬儀の際に,本書を知りました。絶版だったので復刊comに登録しました。数ヶ月で復刊が決まりました。

Posted byブクログ