歸國 の商品レビュー
テレビを見損なったので図書館で借りてみた。 台本みたいな書き方でイマイチ入り込めない・・・。 流して読んだ感じ。再放送期待。
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TVと舞台両方観たが、このシナリオは舞台の構成に近い。 元々TVのシナリオライターだが、今のテレビ業界には、倉本作品をきちんと作品として作り出すことは出来ないように感じた。 舞台での無名といって良い役者たちが創り上げた世界観に、何十倍ものお金をかけたTVが敵わないのは、意気込みの...
TVと舞台両方観たが、このシナリオは舞台の構成に近い。 元々TVのシナリオライターだが、今のテレビ業界には、倉本作品をきちんと作品として作り出すことは出来ないように感じた。 舞台での無名といって良い役者たちが創り上げた世界観に、何十倍ものお金をかけたTVが敵わないのは、意気込みの違いなのか。 一つだけ納得いかないのは、霊が物理的に人を殺したり、霊同士で殴り合う場面は、他の演出ではダメだったのだろうか?
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「こういう言葉があるのを知ってますか。人は二度死にます。 一度目は肉体的に死んだとき。二度目は、完全に忘れ去られた時。 あなた方がいくら子孫のことを考えたって」 p147 倉本聰の描く戯曲。舞台は深夜の東京駅から。 最終電車が去ったあと、現在の東京駅ホームへやってきたのは、...
「こういう言葉があるのを知ってますか。人は二度死にます。 一度目は肉体的に死んだとき。二度目は、完全に忘れ去られた時。 あなた方がいくら子孫のことを考えたって」 p147 倉本聰の描く戯曲。舞台は深夜の東京駅から。 最終電車が去ったあと、現在の東京駅ホームへやってきたのは、 数十年前の戦争で亡くなった英霊たちが乗る軍用列車だった。 かつての恋人を訪ねる者。病院で寝たきりになった妹を訪ねる者。 浅草の町、神宮球場、靖国神社等、現在の日本の街を亡霊たちが歩いて行く。 豊かに蘇った故国で亡霊たちが見た現代の日本の姿とは。 亡霊・大宮が引き起こした事件。 人と人とのつながりをふりかえることが出来た一冊。 赤い表紙に倉本聰先生の題字が印刷された、印象的な本でした
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