12人のカウンセラーが語る12の物語 の商品レビュー
カウンセラーが語る事例小説。プライバシーの問題があり、なかなか事例が公開できず、カウンセリングの実態やカウンセラーの葛藤をなんとか伝えたいと試みたもの。 感想としてはカウンセラーも悩む人間なのだと改めて思った。 フロイトが自分のことを科学者でなく文学者と言ったそうである。心理療法...
カウンセラーが語る事例小説。プライバシーの問題があり、なかなか事例が公開できず、カウンセリングの実態やカウンセラーの葛藤をなんとか伝えたいと試みたもの。 感想としてはカウンセラーも悩む人間なのだと改めて思った。 フロイトが自分のことを科学者でなく文学者と言ったそうである。心理療法は言葉を使った芸術に近いという著者の言葉が印象的だった。
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問題解決的になっていた、自分のやり方に気づかせてくれた本。 クライエントさんの苦しみや痛みは本人にしか分からないかもしれないが、分かりたいと思うことの大切さ。 読中は、海をプカプカと浮いている印象だった。 温かいものが、身体の中を流れた。 嗚咽もした。
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カウンセリングの事例研究とか成功例とかではなく、 クライアントの方とのやりとりの間で カウンセラーがどんなことを感じているか、 12人の方が物語調で語ってくださる内容でした。 心理学を専攻していると、 「心が読めるんでしょ?」といわれる事が多々ありますが もしそんな風に思う方が...
カウンセリングの事例研究とか成功例とかではなく、 クライアントの方とのやりとりの間で カウンセラーがどんなことを感じているか、 12人の方が物語調で語ってくださる内容でした。 心理学を専攻していると、 「心が読めるんでしょ?」といわれる事が多々ありますが もしそんな風に思う方がいたら、 ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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事例集や事例発表よりも、 カウンセラーが迷ったり疲れたり悩んだりしている様子が ストレートに書かれています。 臨床心理士として、 さらにがんばろうと思えます。 それ以外にも、クライエントに対する姿勢や、 言葉を選ぶプロセスなどとても勉強になります。 臨床心理士みんなにおすすめした...
事例集や事例発表よりも、 カウンセラーが迷ったり疲れたり悩んだりしている様子が ストレートに書かれています。 臨床心理士として、 さらにがんばろうと思えます。 それ以外にも、クライエントに対する姿勢や、 言葉を選ぶプロセスなどとても勉強になります。 臨床心理士みんなにおすすめしたい作品です。
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