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超マシン誕生 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2020/04/28

ピープルウェアにこの本の内容が少し出てきたので興味を持ち読み始めた。 ソフトウェア製品を開発している時期にこの本を読んでいたので、自分と同じように「自分たちの製品」に対して心血を注いでいる人々の様子を垣間見ることができて面白く読めた。

Posted byブクログ

2017/12/27

新訳が出たので読んでみた。 前のを読んだはずなのだがまってく記憶にない。 でも臨場感があり楽しめた。 部分的には懐かしかったり笑えるところも・・・ 2回目 新訳も読んだ記憶がない・・・

Posted byブクログ

2012/07/27

本書は、今は無きアメリカのコンピューター製造会社、データゼネラルの製品開発に密着取材した著者によって執筆されたノンフィクションです。 データゼネラルは、これもまたかつて一世を風靡したコンピューター製造会社、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)を飛び出たエンジ...

本書は、今は無きアメリカのコンピューター製造会社、データゼネラルの製品開発に密着取材した著者によって執筆されたノンフィクションです。 データゼネラルは、これもまたかつて一世を風靡したコンピューター製造会社、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)を飛び出たエンジニア達によって創業された企業であり、(少なくとも当時としては)¨攻撃的¨なセールス部隊で名を馳せ、急速に成長。 しかし著者が取材を行っていた時期には、16ビットマシンから32ビットマシンへと移り変わっていく時代の流れに乗り遅れてしまい、VAXシリーズで同社に先んじて32ビットマシンの販売に乗り出したDECの後塵を拝す状況に陥っていました。 著者の取材先の開発チームはこの遅れを取り戻そうと必死で開発に取り組んでいたのですが・・・・ 社の方針により、言わば日陰者としての宿命を背負わされている有様。 本書ではこの日陰者の烙印を押された開発チーム誕生の経緯や開発の日々、社内の様子、それぞれのプライベートも含めたエンジニア達の姿、開発終了後の関係者の去就などが描かれており、そのストーリー構成の見事さにグイグイと引き込まれる事、間違い無しの一冊です。 訳者の後書きによれば、原著の初版は1981年に出版され、コンピューター開発をテーマにした著作にも関わらず驚異的なベストセラーとなり、翌年、著者は本書でピューリッツァー賞を受賞。 また、初版出版から30年立った今でもAmazon.comに新規レビューが書き込まれているとか。 ドッグイヤーとも称される程、この分野の技術革新のスピードは速く、30年前を言えばこの業界にとっては最早¨太古¨と言って差し支えがないと考える方もおられるかも知れません。 しかし、本書はこの30年と言う(凡著であれば間違いなく消え去る)年月を経ても読者を魅了する力を保っており、名著である事は折り紙付きです。 尚、著者は数学と科学に恐れを抱き、それ故にこれらが得意な人に対して拒否感を抱いていた人物であり、原著出版後、15年たった1996年に至ってもコンピューターに対するネガティブな評価は変わらなかったと言う人物。 そんな著者が日々、記事を執筆する事に飽き飽きし、本を書かせてくれと出版社に頼んだ所、提示されたテーマが「コンピュータ」だったと言う事情が本書誕生の切っ掛けとなったとの事です。 この様に徹底的な文系人間が著者であるという点。 そして、本書が技術解説がメインの物ではなく(かと言っていい加減な技術解説がされている訳ではなく、著者が内容をきちんと理解し噛み砕いて上で書かれた解説が載っています)、激しいプレッシャーにさらされながらも極めて高い目標に挑んだ人々の姿を描いたものであるという点。 この2点により理系、文系問わず強くお勧めできる一冊です。 お時間があれば是非一読を。

Posted byブクログ

2011/12/18

 これは泣ける。本書は1982年にピューリッツァー賞を受賞した、(今は亡き)データゼネラル社が取り組んだ新しいマシン開発の奮闘をつぶさに捕らえたノンフィクションだ。  IT業界における技術革新は光陰矢のごとしで、ここで開発されているエクリプス-MV/8000も、今の携帯電話の性能...

 これは泣ける。本書は1982年にピューリッツァー賞を受賞した、(今は亡き)データゼネラル社が取り組んだ新しいマシン開発の奮闘をつぶさに捕らえたノンフィクションだ。  IT業界における技術革新は光陰矢のごとしで、ここで開発されているエクリプス-MV/8000も、今の携帯電話の性能にも及ばない。ただし、それでもコンピュータを設計/開発するのは人間であり、どれだけコンピュータの性能が向上しても、それに費やされる労力や問題というのは今においても何ひとつ変わらないものだ。そして、そこで起きる出来事やトラブルというものは業界を問わず普遍的なものだと言う事を、ピューリッツァー賞受賞という経歴が物語る。  それにしても、自分が今やってる業務が同じようにハードウェアとソフトウェアの境界あたりを扱っていることもあって、30年前の本でも共感できすぎて困ってしまった。「ごくまれにしか発生しない誤動作の原因を突き止めるのは難しく、何かを修理するための第一歩は、その何かを故障させることなのだ」とかその通り過ぎてもう。でも、こういった感覚ってソフトしか扱わない最近のSEの人に共感してもらえるのかな。

Posted byブクログ

2010/09/21

基本的には、部下たちがコンピュータに賭ける執念をもっていたからこの手のマネジメントが通用したわけで、クソのような事務仕事では通用するワケが無い。というわけで、この本は決してビジネス書ではない。

Posted byブクログ

2010/09/11

何が悪いのか分からないが読み辛い。 翻訳,本の作り,それとももともとの題材の問題? 最初の30ページ程度で挫折。 あとは適当にパラパラと読んだだけ。

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