来来来来来 の商品レビュー
相変わらず狂った人ばかりが出てくる小説です。 主人公は元自衛官で、嫁いですぐ旦那に逃げられ、姑、義姉にもいじめられる日々。 でもひたすら耐える。困難を乗り越えることで自分を見いだす彼女。 そして、誉められたい…それだけが彼女の望みだった。 本谷さんの小説の出てくる人って、狂っ...
相変わらず狂った人ばかりが出てくる小説です。 主人公は元自衛官で、嫁いですぐ旦那に逃げられ、姑、義姉にもいじめられる日々。 でもひたすら耐える。困難を乗り越えることで自分を見いだす彼女。 そして、誉められたい…それだけが彼女の望みだった。 本谷さんの小説の出てくる人って、狂ってるんだけどなんかみんな魅力的だから不思議。 だから読みたくなるのかもしれませんね。
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やっぱり、イカれた人達の話。でも、本谷さんの書くイカれてる人達の話は、何でイカれちゃったかが、わかりやすいから、受け入れられるんだよな。こんな状況なら、まあイカれるかな?っていう。じゃあ状況設定が上手くて、登場人物たちは、生来的にはイカれていない、普通の人達か、と問われるとウ~ン...
やっぱり、イカれた人達の話。でも、本谷さんの書くイカれてる人達の話は、何でイカれちゃったかが、わかりやすいから、受け入れられるんだよな。こんな状況なら、まあイカれるかな?っていう。じゃあ状況設定が上手くて、登場人物たちは、生来的にはイカれていない、普通の人達か、と問われるとウ~ン、という感じなんだけど。そうなると、人間の本質を書いてるのか、ぶっ飛んだ人達の話を書いてるのか、わからなくなってくる。それはともかく、理詰めでブッ飛んでる人間の話を書けるんだから、天才だわな。
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本谷作品にしてはちょっと珍しいタイプの女性が主人公だった。誰しもが抱いたことあるような負の感情を煮詰めて突き抜けたような性格じゃなく、本当普通の子。相変わらず暴走はするけどね。たぶんこの劇辺りからぬるい毒のような路線になっていったんじゃないかなー。今回は終わり方もひと句切だったの...
本谷作品にしてはちょっと珍しいタイプの女性が主人公だった。誰しもが抱いたことあるような負の感情を煮詰めて突き抜けたような性格じゃなく、本当普通の子。相変わらず暴走はするけどね。たぶんこの劇辺りからぬるい毒のような路線になっていったんじゃないかなー。今回は終わり方もひと句切だったので安心して終われた。
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様々なタイプの狂った女が登場。狂ってはいるのだけど、小さくまとまってしまっているような。本谷ワールドに慣れすぎてしまっているのだろうか。。台本形式。
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みんなぶっ飛んでいる。 その中でも蓉子はずば抜けている。 中身とは関係ないのだけれど装丁がキレイ。
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相変わらず、狂った人しか出てこない本谷作品w 夫の身代わりに置き去りにされた夏目家で蓉子が出会う人々。 野鳥園を経営し、その中から毎晩“粗末”にする命を決める義母。 夫からの“麩打ち”暴力に耐えかね、地獄揚げを決行する義姉。 義父への愛に悩み悶える江尻さん。 町中の男と寝てあげ...
相変わらず、狂った人しか出てこない本谷作品w 夫の身代わりに置き去りにされた夏目家で蓉子が出会う人々。 野鳥園を経営し、その中から毎晩“粗末”にする命を決める義母。 夫からの“麩打ち”暴力に耐えかね、地獄揚げを決行する義姉。 義父への愛に悩み悶える江尻さん。 町中の男と寝てあげるやさしい赤堀さん。 残虐なシーンを妄想して描くみちる。 待ち人は来ない。それでも。 必要以上に、不潔で、狂っていて、嫌悪感を抱かせるw なんでなのー本谷さーん。 感想が持ちにくい本ですね。 この無感動は、私の思考回路がショートしてることだけが原因ではあるまい。 ここまでくるともうしんどい通り越して ……ちょっとだけ……気持ちいいんだぁ。
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なんというか、すごい設定の物語で、想像を絶する展開にビックリです。自宅に野鳥園があって、そこで飼育されている野鳥がを毎日つぶして食しているようです。美味しそうですね。ただ、麩も毎日作っているようですが、麩と野鳥の関係は何かあるのでしょうか?戯曲ですので、セリフの羅列です。ところど...
なんというか、すごい設定の物語で、想像を絶する展開にビックリです。自宅に野鳥園があって、そこで飼育されている野鳥がを毎日つぶして食しているようです。美味しそうですね。ただ、麩も毎日作っているようですが、麩と野鳥の関係は何かあるのでしょうか?戯曲ですので、セリフの羅列です。ところどころ舞台設定の説明があるのと、舞台の写真があって綺麗な女優さんたちの表情から、登場人物の心の動きを感じます。舞台を見て見たいと思いましたが、見ても結局のところ分からない様な気もします。うーむ。
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岸田國士戯曲賞受賞第一作。 あることをしなきゃ生きていけない人達…。 何もしないで生きていけてる人なんているのか!? ギャー。ショック。
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小説かと思って手に取ったんだけど、舞台の台本だったのね。こういうものは文章でなく劇場で見てなんぼですなぁ。
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劇としてみてたらまた違った感想を持てたのかもしれませんが、 読後は最悪。気持ち悪い。まぁ本谷作品らしいですね。ドロドロぐっちゃぐちゃ。気持ち悪いはきっと褒め言葉であろう。 蓉子役をりょうが演じたとあるけどまったく想像つきません。うんこで手も額も汚してる姿とか想像つきません!笑
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