ウィトゲンシュタイン家の人びと の商品レビュー
かのウィトゲンシュタインの家族の物語。世紀末から2つの戦争という時代を背景とした想像もつかない大金持ちの家族の歴史。読みやすく、おもしろかった。
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「論理哲学論考」で有名なルートウィッヒ・ウィトゲンシュタインとのその家族について書かれた本。しかし、ルートウィッヒの話はあまりでてこず、片腕のピアニストであったパウル・ウィトゲンシュタインの話がメインと言ってもよいくらい。そして後半はナチスとの争い。特殊な時代ではあったものの、全...
「論理哲学論考」で有名なルートウィッヒ・ウィトゲンシュタインとのその家族について書かれた本。しかし、ルートウィッヒの話はあまりでてこず、片腕のピアニストであったパウル・ウィトゲンシュタインの話がメインと言ってもよいくらい。そして後半はナチスとの争い。特殊な時代ではあったものの、全員の個性がもの凄い。また兄弟や親戚が多く自殺しているのも特殊。もう少しルートウィッヒについても書いて欲しかったが、そのような本は他にもあるからかな。
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ウィトゲンシュタインに興味関心のある人にはぜひオススメ。こんな家族だったとは、ちょっと予想を超えてた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ルートウィッヒもポールも聞いたことがなかったが、読んでみると、なかなかおもしろかった。 第1次、第2次世界大戦中のオーストリアの状況もバックにありながら、財産持ちの感覚というか、庶民とは違う育ち方をした人たちの想像しにくい人生を分かりやすく、書かれてあって、とても読みやすかった。
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パウルを中心に、ウィトゲンシュタイン家の一族の歴史を描きながら、オーストリア(ウィーン)を軸に世界の情勢を描いて妙である。
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