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フェラーリと鉄瓶 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2018/10/08

GM, ポルシェ、フェラーリと米独伊の自動車メーカーでデザイナーとして輝かしい実績を挙げて来た著者だけに、その言葉に説得力がある。 デザインとは無駄をそぎ落とす事であるということが書かれているが、現在の気鋭のアートディレクター、佐藤可子和も同じような事を言ってた。

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2017/03/29

著者の奥山氏は日本人でありながらフェラーリのデザインを担当した、世界で注目されている気鋭のデザイナーである。 高くても売れるデザインのものづくりや、デザインイタリアでのものづくりについて、日本との違いを解いている。 特に日本人が知らないイタリアについては文化や人間性また、仕事の進...

著者の奥山氏は日本人でありながらフェラーリのデザインを担当した、世界で注目されている気鋭のデザイナーである。 高くても売れるデザインのものづくりや、デザインイタリアでのものづくりについて、日本との違いを解いている。 特に日本人が知らないイタリアについては文化や人間性また、仕事の進め方などデザインに与える影響が大きい要素があり、世界で活躍していくにはそれぞれの国の特徴を理解する事が重要である。

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2016/03/21

日本人で珍しく?世界の舞台で活躍しているデザイナーから見た、海外の企業の考え方・働き方や"クリエイティブ"に対する考え方が述べられている。イタリアの企業について述べられている本も多くないため、その点だけでも読んでいて面白い。

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2015/12/31

子供の頃から憧れた山形の誇り奥山氏の一冊。デザインの在り方、デザイナーの考え方や、日本とイタリアを中心とした世界のものづくりの違いについてよくわかった。

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2013/07/25

 エンツォ・フェラーリを設計した日本人奥山氏の、ものづくり考。欧米で働き、日本での雇われエンジニアの経験がない氏独自の視点で、比較論を述べる。  まず、イタリア気質というものが、想像しているものと大きく異なっていた点が新鮮だった。効率からはほどとおい、「ゆるい」人たち?とか思って...

 エンツォ・フェラーリを設計した日本人奥山氏の、ものづくり考。欧米で働き、日本での雇われエンジニアの経験がない氏独自の視点で、比較論を述べる。  まず、イタリア気質というものが、想像しているものと大きく異なっていた点が新鮮だった。効率からはほどとおい、「ゆるい」人たち?とか思ってしまっていたが、全然違うということに驚いた。そして主張を戦わせ、かつモード切替が巧みなことなど、欲しい気質がそのまま。  ついで、「人よりもの、集より個」と表現する氏のエンジニア観にも共感するところ大。普段の仕事等でイライラする理由の一部について喝破してくれたかのような気分。無論、そのまま氏の価値観が日本で通用、というわけではなく、独自のアレンジと試行錯誤が必要だが、少し発想を変えた取り組みができる予感がしている。予感だけで終わらせないようにしたい。

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2013/04/07

★1300円 ●イタリアの価値観が良くわかる 参考になる部分を取り入れて、クリエイティブな組織を作る!

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2013/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こちらも海外で活躍する日本人。イタリアのデザイン工房でフェラーリのデザインをやったと。主にイタリアと日本の違いが主眼。鉄瓶の話は最後の方でちょっとだけ。

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2016/12/02

奥山清行さんをご存知ですか?彼は日本人で初めてフェラーリのチーフデザイナーになった方です。また、世界でもトップクラスのデザインスクールである、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業されています。そんな彼のデザインに対する考え方が書かれた一冊、デザインに興味がある方は必読で...

奥山清行さんをご存知ですか?彼は日本人で初めてフェラーリのチーフデザイナーになった方です。また、世界でもトップクラスのデザインスクールである、アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業されています。そんな彼のデザインに対する考え方が書かれた一冊、デザインに興味がある方は必読です!(バイオエンジニアリング専攻) 配架場所:工2号館図書室 請求記号:537.1:O57 ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003070135&opkey=B148065892323243&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

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2012/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イタリア仕事の進め方や生活面は、自分勝手なイメージだけだったので、その国の実際を知ると、日本の良さも悪さも少し知ることができた。

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2012/06/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者によると、ものづくりの過程では、作り手の顔、文化背景やそこから生じる思想(メッセージ)が盛り込まれる。 買い手は、各々の判断基準を通じて、そこに価値を見出す。 何が良いもので、何が悪いものかは、判断基準からイメージされる。 日本人には判断基準がない。 それは自分の役割や価値を主張することが少ないからである。(⇔イタリア人) 自分の価値観(こだわり)があればその基準から好きなもの、哲学にあうものを選び出しうる。高級なものを知らなくとも、想像力の助けによってイメージができる。 あと意外とイタリア人はかっこよくない(笑) ただし「他人が自分をどうみているか」常に意識し、意見をめちゃくちゃ言う。日本人が見習うべきところであると感じる。

Posted byブクログ