数学の思想 の商品レビュー
(1981.06.24読了)(1972.12.24購入) *本の帯より* 現代数学とはどんなものか。西欧文明をささえてきた数学の根底にある思想や歴史をたどり現代数学のあるべき姿を探る *推薦のことば* 吉田洋一 「数学ブーム」という言葉さえ耳にするほど、世間では数学に対する関心が...
(1981.06.24読了)(1972.12.24購入) *本の帯より* 現代数学とはどんなものか。西欧文明をささえてきた数学の根底にある思想や歴史をたどり現代数学のあるべき姿を探る *推薦のことば* 吉田洋一 「数学ブーム」という言葉さえ耳にするほど、世間では数学に対する関心が高まっている。そのくせ、一方では〝数学〟ときくと、すぐさま顔をしかめる人がまだまだ多い。そういう人達も、この本を読めば「数学はそんなにいやらしいものではなく、なかなか面白い学問だ」と思うようになるだろう―と私はひそかに期待している。 【目次】 はしがき 第Ⅰ部 その底に流れるもの 村田全 Ⅰ 学問が数学となる Ⅱ ユークリッドへの道―論証について― Ⅲ 零が使われるまで―記数法について― Ⅳ 不可能の証明―記号の方法について― Ⅴ 数学的無限論の問題 Ⅵ 微分積分学への道―一つの記号的無限小数学― 第Ⅱ部 現代数学の背景 茂木勇 Ⅶ 数と図形 Ⅷ 集合と構造 Ⅸ 現代に生きる数学 ☆村田全の本(既読) 「数学の歩み」マルセル・ボル著・村田全訳、文庫クセジュ、1954.. 「数学史散策」村田全著、ダイヤモンド社、1974.10.11 「数学と歴史のはざま」村田全著、玉川選書、1976.08.15
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