だれかを犠牲にする経済は、もういらない の商品レビュー
すごい人って、その両親も立派なのだなと原さんの話で思った。私は原さんよりも確実に金児さんよりのタイプなので、ゆっくりと確実に努力していこうと改めて心に誓った。 「すごすぎる上司の真似はしない」は良く理解ができるし、「上司に喧嘩を売らない」も納得できる。しかし、上司の命令が法を犯す...
すごい人って、その両親も立派なのだなと原さんの話で思った。私は原さんよりも確実に金児さんよりのタイプなので、ゆっくりと確実に努力していこうと改めて心に誓った。 「すごすぎる上司の真似はしない」は良く理解ができるし、「上司に喧嘩を売らない」も納得できる。しかし、上司の命令が法を犯すことであっても、「上司に確認したことを日記に付けておくだけ」っていうのはすごすぎてなんとも言いようがないが。
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お二人の考え方、実践されている数々の事が、人の心が分かる晴らしい内容で、非常に感服した。 一日も早く、公益資本主義の社会になることを、熱望する。
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名古屋への日帰り出張の日、帰路の新幹線の中で読もうと思い、さっと購入した本。原丈人氏の公益資本主義という考え方をもっと知りたいと思っていこともあり、思わず手が伸びた。 僕は、(日本的な意味での)CSRの考え方に触れたことが、ウォールストリート的な金融資本主義や株主至上主義的な考...
名古屋への日帰り出張の日、帰路の新幹線の中で読もうと思い、さっと購入した本。原丈人氏の公益資本主義という考え方をもっと知りたいと思っていこともあり、思わず手が伸びた。 僕は、(日本的な意味での)CSRの考え方に触れたことが、ウォールストリート的な金融資本主義や株主至上主義的な考え方への根本的な疑問の出発点だが、この本には幾つも共鳴する点があった。 ご都合主義でルールを作り、または変え、それを国際基準に仕立て上げるしたたかな欧米流のアプローチへの批判、それを鵜呑みにせず、自分の頭で考えぬくこと、そして世界に向けて本来あるべき姿を発信する力強さ…、これこそが今の日本人に必要な基本スタンスであり、パースペクティブといえよう。 単に欧米に住んだことがある、もしくはMBAを初めとする学位を持っているというのではダメ。日本と欧米を(できればその他の国も)もう一段上のメタの視点から見つめ、グローバリゼーションの中にあって正しい考えを発信しよう。この本は、簡単な本だが、できれば世界をまたにかける第一線のビジネスマンに読んで欲しいと思う一冊である。
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新しい資本主義とは? 会社がお金を儲けて、その利益を使って何らかのかたちで社会に貢献するということが、経営陣と従業員の目的としてしっかり共有されており、実際に実行している会社が社会で報われる、そういう資本主義社会のこと。
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ベンチャーキャピタルしてる原丈人さんと信越化学の金児昭さんの対談本。企業とは社会とどう関係を取るべきか、次の時代の資本主義をどう考えるか、示唆的で勉強になりましました。 2011年2月読了
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長年疑問だった、短期的な利益偏重の企業の姿勢を どうしてそうなのか、教えてくれて。 そして今後のあるべき経済のかたち、を示してくれた。 金融資本主義に対抗するための理論武装を準備中とのことで 今後も原さんに注目していきたい。
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本屋の目立つ所に置いてあって、タイトルに惹かれ購入。 ベンチャー業界では、原丈人さんって人は、有名らしい。 「公益資本主義」ってことを広めたいらしい。 ■良かったところ ・対談形式の部分は、読みやすかった。 ・正直経済のこととか、よくわからんが、「公益資本主義」には 共感...
本屋の目立つ所に置いてあって、タイトルに惹かれ購入。 ベンチャー業界では、原丈人さんって人は、有名らしい。 「公益資本主義」ってことを広めたいらしい。 ■良かったところ ・対談形式の部分は、読みやすかった。 ・正直経済のこととか、よくわからんが、「公益資本主義」には 共感できる部分があった。 ・会社ってみんなのモノだよねって、気づかされた。 ■悪かったところ ・著者の昔話の章が多いような気がした。 (タイトルのところを、もっと掘り下げる構成にされたほうがよいのでは)
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公益資本主義 勉強してみたい課題。 最近、従来の資本主義の終焉が近いとする議論が活発だが、確かにそろそろ厳しいような気がする。特に金融工学がもてはやされるようになってから、加速しているように思う。
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ほぼ日での糸井重里氏との対談ではじめて原丈二という人物を知った。ベンチャーキャピタルを世界中で運営して真のベンチャー企業を育てる中で、「公益資本主義」という新しい経済モデルを提唱している。たんなる慈善事業ではなく、現地の人間が利益を生み出すことを前提とした発展途上国でのビジネスも...
ほぼ日での糸井重里氏との対談ではじめて原丈二という人物を知った。ベンチャーキャピタルを世界中で運営して真のベンチャー企業を育てる中で、「公益資本主義」という新しい経済モデルを提唱している。たんなる慈善事業ではなく、現地の人間が利益を生み出すことを前提とした発展途上国でのビジネスもバングラディシュやザンビアで始めている。この人の考え方は明快だ。僕自身、日本がバブルの頃から、ものづくりをしない人間が、ものをつくる人間の何十倍、何百倍も稼ぐことに違和感を感じていた。本来はものづくりのためにカネをつくる必要があったはずなのに、もはやカネがカネを生む実態のないマネーゲームの方が巨大な富をもたらすという強欲資本主義ともいうべき経済が、アメリカを中心に世界を席巻してしまった。リーマンショック以降も批判の声は上がっても、再び強欲な資本家たちは復活を狙っているように見える。人間が善意を失わずに事業に取り組む世の中に、変えていきたいと思う。
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20100725読了。 対話してる2人の自伝と、原さんのビジネス紹介みたいな本。 原さんの前作品などと比べ目新しいてんは少ない。
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