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ねずみとくじら の商品レビュー

4.6

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

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2018/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/1/27 エーモスが小さい体でゾウをよんだりして、それでボーリスをたすけたりしてすごかった。 (母)なるほどそういう感想かー。母は最後のページは泣いちゃったよ。思い出すだけで泣くよ(笑)ステキな出会いと友情(心にいつまでも残る)。

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2018/01/02

子供に読み聞かせなどしてきて何冊も絵本は読んできているけど、号泣したのはまだ数冊。 これ、号泣した。 もう今では絵本見るだけでウルウルってなる。 こういう出会いは一生で何回あるだろうか。 訳が読みにくいのだけど、いい。ゆっくり読めばいい。

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2016/02/28

詩情あふれることばが素敵です。あたたかいお話だけどどこかクールさが感じられるのもあるのがまたよいです。

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2012/10/28

スタイグの中でも好きなお話ですね。私にとって。 ねずみとくじら、本来は出会うはずのない二人ですが。。。。 友情が育まれていくのです。深く。 最後の方で、ねずみは孤独を感じて、友情に勝手に幻滅します。 私たちにもよくあることですよね(笑) でもね、違ったのですよ。 言葉に出さな...

スタイグの中でも好きなお話ですね。私にとって。 ねずみとくじら、本来は出会うはずのない二人ですが。。。。 友情が育まれていくのです。深く。 最後の方で、ねずみは孤独を感じて、友情に勝手に幻滅します。 私たちにもよくあることですよね(笑) でもね、違ったのですよ。 言葉に出さないと伝わらないことばかりです。この世の中は。 言葉が足りないと誤解されます。 伝え過ぎても鬱陶しがられます。 待ってる間の不安は人を臆病にします。 でも、その思い込みを裏切られたら感動に変わります。 いっぱい揺れ動いた分だけ心は温かくなるのでしょうね。 二人はちゃんとつながっていたのですから。

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2012/09/09

ちいさいものと、おおきいもの 陸地に住むものと、海に住むもの お互いを思いやって、お互いのできることをやる 決して、共に生きることは出来なくても。

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2012/08/24

シュレック、ロバのシルベスターを超越した、ねずみさんの絵柄の脱力っぷりと、しんみりとした結末のミスマッチングが最高! いや、この絵柄だからこそ…なのかも?

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2012/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

陸にすむちいさなねずみと 海にすむ大きなくじらの友情物語。 ねずみのエーモスは海が大好き。 ものすごく頑張って、冒険に出たのに、海は大変だった。 夢をかなえるのは大変なのだ。 そんな時、目の前に現れたくじらに、 エーモスは、 もう冒険はたくさんだから、ごめんどうでなかったら、 うちへかえしてもらいたいと頼む。 諦めもまた大切。 この出会いが、くじらのボーリスとの友情のはじまりとなる。 体の大きさも住むところも違うふたりが、なぜ友だちになれたか。 それはたくさん話をしたり、 いっしょの時間を持ったからだと思う。 尊敬しあうようになったふたり。 でも住む世界が違う。 「さよなら、なかよしのくじら」 「さよなら、なかよしのねずみ」 どうすることもできない運命もあるのだ。 別れても幸せに生きていける。 最後のお別れでお互いの名前を呼ばない。 「さよなら、なかよしのくじら」 「さよなら、なかよしのねずみ」 英語文がどうなっているかわからないが、 「くじら」「ねずみ」と呼び合うのは、 くじらのボーリスはねずみのエーモスが好き、 ねずみのエーモスはくじらのボーリスが好きということだと思う。 くじらだったらよかったのに、 ねずみだったらよかったのにとは考えない。 「さよなら、なかよしのあなた」 さよならだけどさよならじゃない。 ぜったい忘れない。

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2019/12/20

海外絵本を選ぶ基準の一つが翻訳家です。瀬田貞二さんに外れなし。言い回しは流石に古いところもありますが、シンプルな絵と相まって、なんともほろっとする寂しいような深い読後を味わえます。 この感覚はうちの6歳児にも分かったらしく、なんか寂しいね…とつぶやいていました。 === 嵐にあ...

海外絵本を選ぶ基準の一つが翻訳家です。瀬田貞二さんに外れなし。言い回しは流石に古いところもありますが、シンプルな絵と相まって、なんともほろっとする寂しいような深い読後を味わえます。 この感覚はうちの6歳児にも分かったらしく、なんか寂しいね…とつぶやいていました。 === 嵐にあったネズミを助けた鯨。 二匹は身体の大きさも住む場所も違うけれど、深い友情で結ばれる。 長い長い年月が経ち年取った二匹は再会する。今度は瀕死の鯨を助けるネズミ。でも二匹には今度こそこれが最期の別れだと分かっていた。 === ”ボーリスは ぞうのあたまにいるエーモスをふりかえりました。 なみだが おおきなくじらのかおを ながれおちました。 ちいさなねずみのめにも、なみがだ うかびました。 「さおうなら、なかよしのくじら」とエーモスは、ちいさなこえでなきました。 「さよなら、なかよしのねずみ」とボーリスが ほえました。 そして なみまに しずみました。 ふたりは、このさき2どとあえないことを しっていました。 そしてぜったいに あいてをわすれないことも しっていました”

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2017/11/11

朴訥なゆがんだ輪郭をもつねずみとくじらの物語。 純粋であることそれ自体が残酷なことがあります。 どれだけがんばって努力して近づこうとしても、ぼくとあなたは違うのです。 絵本を読むのは、そんな世界の真実のようなものをさらっと教えてくれるからかもしれません。 少なくとも、これ...

朴訥なゆがんだ輪郭をもつねずみとくじらの物語。 純粋であることそれ自体が残酷なことがあります。 どれだけがんばって努力して近づこうとしても、ぼくとあなたは違うのです。 絵本を読むのは、そんな世界の真実のようなものをさらっと教えてくれるからかもしれません。 少なくとも、これを泣かずに読める人がいるでしょうか。 さよなら。もう二どときみとあえないけど、でもきみのことわすれないよ。

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2010/12/21

互いに生きる世界が違っても、互いに自立し、互いを心から尊敬することができた時、そこに真の友情が生まれることを語ってくれる。しみじみと、心の奥深くに響いてくる。

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