小さな王さまとかっこわるい竜 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2011/11/03

絵と文とが調和した昔話のような満足感の得られる本。 ペン画が洒落てる。 星の王子さまのような静かさがある。 人にはそれぞれ生きている間になすべきことがあると教えてくれる。

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2011/07/02

あるところに雨のやまない国がありました。その国では新しい王さまが王位につくと、王さまからみんなへ贈り物をするならわしがあります。 小さな王さまもみんなへ贈り物をしたいと思いました、でも王さまが持っているのは紙の王冠、それといつも王さまのそばにいる小さくてかっこわるい竜だけ。 なぜ...

あるところに雨のやまない国がありました。その国では新しい王さまが王位につくと、王さまからみんなへ贈り物をするならわしがあります。 小さな王さまもみんなへ贈り物をしたいと思いました、でも王さまが持っているのは紙の王冠、それといつも王さまのそばにいる小さくてかっこわるい竜だけ。 なぜなら代々の王さまたちが何もかも気前良くあげてしまったからです。 そこで王さまは、雨のふらない国にあるという空のボタンを探しに大海原へと漕ぎ出したのでした。 * 題名と、太い線で描かれた挿絵の可愛らしさに惹かれて読みました。 てっきり生まれながらに何もかも持っていない王さまの孤独なお話、代々の王さま達も気前の良さを利用されただけなのかと思ったのですが全然違いました。 この王さまは王さまとしては何も持っていませんが、代わりにとても素敵なかけがえの無いものをもっています。 立派な王さまになりたいみんなを喜ばせたい。そんな思いから冒険の旅に出た王さまは、体はとても小さいですが心は既に立派な王さまだと思いました。 ただ中盤の展開が唐突だったかな。

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2011/06/20

すべるように展開していくのでおいつけない よくわからん 小さな王さまが雨ばかり降る国に雨漏りの詰め物(太陽)を持ってこようと旅に出る話 ちっちゃい王さまもかっこわるい竜も 王さまが竜をのみこんで 竜王になって なんかすごい

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2010/08/16

“「おまちなさい。旅にでるなら、毛布とおべんとうをもっていかなくちゃ」 お母さまは、ホットケーキののこりをひときれ、手早くハンカチにつつんでもたせてくれました。 「地図もあったほうがいいわよ。といってももうこれ一枚しかのこっていないわ。だれももっていかなかったものだから、役にたた...

“「おまちなさい。旅にでるなら、毛布とおべんとうをもっていかなくちゃ」 お母さまは、ホットケーキののこりをひときれ、手早くハンカチにつつんでもたせてくれました。 「地図もあったほうがいいわよ。といってももうこれ一枚しかのこっていないわ。だれももっていかなかったものだから、役にたたないのかもしれないかれど、小さなことの役にたたないものは、大きなことの役にたつものです」” 可愛らしい絵に惹かれる。 何かを訴えかけてるような、そんな本。 “「むすこよ。こんなときには、やはり竜だろう」 お父さま王にそういわれて、小さな王さまは、竜をみました。ええ、竜は、いつだって王さまの足もとにいましたとも。 ためしに、小さな王さまは、小さな竜のせなかにのってみました。ひょっとすると。つばさがめきめきとりっぱになって、かっこよく飛びたつのではないかとおもったからです。 でも竜は、目をしょぼしょぼさせ、王さまの重さにつぶれそうになりながら、じっとがまんをしているばかりでした。”

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2010/08/02

毎日 雨がふっている国の小さな王さまは、みんなを よろこばせたいと 思っていましたが、なにも あげるものが ありません。お母さまに 相談すると、「洗濯物が からりと かわくと うれしいわね」と 言われました。よし、雨の ふらない国へ行って、お空のボタンを とってこよう! いつも ...

毎日 雨がふっている国の小さな王さまは、みんなを よろこばせたいと 思っていましたが、なにも あげるものが ありません。お母さまに 相談すると、「洗濯物が からりと かわくと うれしいわね」と 言われました。よし、雨の ふらない国へ行って、お空のボタンを とってこよう! いつも そばにいる、かっこわるい竜といっしょに、大冒険のはじまりです!

Posted byブクログ