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あいつはトラだ! の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2023/08/11

ある日突然気づく!あいつはトラだ!大人の気持ちもわからなくはない。 でも子供たちの真っ直ぐベリゼールに寄せるゆるぎない信頼が大人の偏見を溶かす。 内容も素晴らしいが絵本としての絵の構成工夫が面白くて楽しい。

Posted byブクログ

2014/05/22

知らず知らずに色眼鏡をかけて誰かを見てはいませんか?偏見を持ってあること無いこと、噂を言ったり聞いたり変な噂を信じたり・・・。この絵本の子どもたちのように、正しいことを正しいと思え、言える勇気と、色のついていない眼鏡が欲しいな。

Posted byブクログ

2012/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パン屋さんがトラだとわかった途端、人々は彼を捕まえて檻に閉じ込めてしまいます。 子供たちが彼を助けるため、トラの格好をして「自分たちも閉じ込めるの?」と大人に訴え、彼を救います。

Posted byブクログ

2011/01/29

「あいつはトラだ!」の一言で、今まで友人だった相手への接し方を変えてしまうのが、私たち大人です。ためしに「あいつはトラだ!」の"トラ"の部分を変えてみればわかるでしょう。「あいつは○○だ」「あの人のお父さんは○○だから」・・・なんとなくイメージできたのではない...

「あいつはトラだ!」の一言で、今まで友人だった相手への接し方を変えてしまうのが、私たち大人です。ためしに「あいつはトラだ!」の"トラ"の部分を変えてみればわかるでしょう。「あいつは○○だ」「あの人のお父さんは○○だから」・・・なんとなくイメージできたのではないでしょうか。  この本に出てくるベリゼールのようなトラの姿をした人間は、実在しません。でも、物語の中で大人がベリゼールに対してしたようなことは、周りを見渡してみれば、そこかしこで行われているのではないでしょうか。思い込みや先入観が生む悲劇に"われわれは敏感であるべきだ"。本書には、そんな作者のメッセージが込められています。  どうすれば私たちは、思い込みや先入観を捨てることができるのでしょう?子どもはベリゼールを恐れません。トラか人間かということは、子どもにとってどうでもよいことだからです。私たち大人に必要なのは、「あいつはトラだ!」と勝ち誇ったように言う者に対して、「どっちだっていいよ」と言える勇気なのではないでしょうか。大人にも読んでほしい本です。 (ボランティア 東京都・教諭 山本)

Posted byブクログ

2010/10/21

最後の最後、 フランスパンの事を書いた一文、 へぇ~♪ です。 今度から、そう思ってフランスパンを見ようっと♪

Posted byブクログ