ゴルゴタ の商品レビュー
読んでいて物凄く苦しい。妊婦の妻を殺された真田聖人。加害者は少年で保護処分。そこから始まる真田の復讐。普通ならそうだ。しかし、真田の復讐は普通では無いのだ。怒らせてはいけない男を怒らせた。国の為に生きてきた男が始めた復讐は超絶。
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特殊任務にも就く優秀な自衛官・真田聖人の妻が若者につまらない理由で殺された。 そして若者に下された審判は保護処分という軽いものだった。 悪なのにもかかわらず正しく裁かれないことに復讐を誓った真田は戦いに身を投じていく。 読んでいてとにかくもやもやしっぱなしだった。 そして読後...
特殊任務にも就く優秀な自衛官・真田聖人の妻が若者につまらない理由で殺された。 そして若者に下された審判は保護処分という軽いものだった。 悪なのにもかかわらず正しく裁かれないことに復讐を誓った真田は戦いに身を投じていく。 読んでいてとにかくもやもやしっぱなしだった。 そして読後の虚無感……。 特に訴えたいこともわからないし、なにも残らなかった……。
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面白かった。続きが気になってどんどん読み進めてしまった。奥さんが殺されるという設定は重いけど、ストーリー上仕方ないのかな。
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面白かったです。 内容は、まぁ重たいですけど。 続きが気になって、一気に読めたし。 犯人側の人たちはとんでもないけど、逆側にいる人たちはみんな結構魅力的。 ラストは、賛否両論でしょうか。 私は、「賛」でしたけど。 ただ、諸手を挙げて「賛!!」というわけには… 個人的には、主人...
面白かったです。 内容は、まぁ重たいですけど。 続きが気になって、一気に読めたし。 犯人側の人たちはとんでもないけど、逆側にいる人たちはみんな結構魅力的。 ラストは、賛否両論でしょうか。 私は、「賛」でしたけど。 ただ、諸手を挙げて「賛!!」というわけには… 個人的には、主人公のラストよりも何よりも別の人物が想定外に怖くて、一番の衝撃だったかもしれない。
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妻とその母親を殺された最強の元自衛隊員が復讐をする、その過程を元自衛隊員側、その復讐劇を捜査する刑事側の2つの視点から描いた話。 武器の細かい説明が多く、そこは分からなかったので読み飛ばした。また、妻たちが殺されるまでが案外長く、「本編はいつ始まるのか」という気持ちになったが、...
妻とその母親を殺された最強の元自衛隊員が復讐をする、その過程を元自衛隊員側、その復讐劇を捜査する刑事側の2つの視点から描いた話。 武器の細かい説明が多く、そこは分からなかったので読み飛ばした。また、妻たちが殺されるまでが案外長く、「本編はいつ始まるのか」という気持ちになったが、登場人物たちの性格を詳細に表現するには必要だったのかもしれない。 また、元自衛隊員の信念にとても納得したし、一度ストーリーが動き始めると爽快感があった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
陸上自衛官で最強と言われた主人公の身重の妻を陵辱した上に母親と共に惨殺した五人の不良少年たちに復讐を果たす物語。 正義とは何か、少年法、集団的自衛権など社会問題を盛り込みながら、主人公が悪と認識したものは悉く抹殺していく極上のエンタテインメントに仕上がっている。 これ、間違いなく映像化を念頭に置いた作品では無いだろうか。 そのくらい微笑がリアルで生々しい。 聖書を読んで主人公が学んだと言う「憎しみで人を殺してはいけない」というこのフレーズにこの物語の全てが詰まっているのではないだろうか。 リアルと言えば、銃器関係の描写、格闘の描写など、かなりマニアックで、ミリタリー好きには堪らないだろう。 逆に犯人の少年達を拷問するシーンはあまりにリアル過ぎて、こういうのがダメな人は気分を悪くするはず。 全体的にもテンポが良くて読みやすく、一気読みしてしまった。
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米映画『完全なる報復』(Law Abiding Citizen 2009年)との類似点がかなり多いように思えた内容でしたが、コチラは2007年の作品ということで、コチラの方が先んじていた、ということになるんでしょうか。 ぃゃぁ濃い内容でした。サイドストーリーが中途半端だったり、ご...
米映画『完全なる報復』(Law Abiding Citizen 2009年)との類似点がかなり多いように思えた内容でしたが、コチラは2007年の作品ということで、コチラの方が先んじていた、ということになるんでしょうか。 ぃゃぁ濃い内容でした。サイドストーリーが中途半端だったり、ご都合主義なども多少はありますが、豊富膨大な軍事マニアチックな知識・情報量(特に銃器に関する知識はマニアックすぎるほどw)に裏づけされた壮絶な復讐劇に、どうしても目が離せなくなる一気読み必死の1品。 この国では、復讐による殺人事件はまず起こらないし、過去にも起こったことがない、というのは確かにそうだろうな、と思わされます。どれだけ陰湿で凄惨なむごたらしい事件が起こっても、その被害者遺族が犯人に対して復讐・報復殺人を実行に移した事件、というのを知らない。せいぜいが、米国での事件くらい(娘を殺された父親が、TVカメラの前で犯人を拳銃で撃ち殺す、あの有名な映像)。 そう考えると、フィクションとして成立しにくいのかというと、逆にそういった私的復讐劇の物語は古今東西で枚挙に暇がない。ならば、どれだけリアリティを持たせられるか、読者や観客にどれだけ強く訴えられるものがあるか、どれだけ深く共感を得られる復讐なのか、というのが重要なところで、そこを見事にクリアした作品の1つに、この作品も加えられると思えます。 読み手を選ぶかも知れませんが、読み応えのある重厚なアクションにもなっています。でも、内容からして 実写化 は無理だろうな~w
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復讐の動機となる事件の描き方は拙い感じ。まあ、ここまで残虐なこされるとそりゃあ怒るわなあ、と思わせるような事件を淡々と描いている。 一方でその後の復讐の過程は一転してスピード感が半端ない。特に加害者だけじゃないあたりが斬新。今後が楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家族を未成年の少年達によって惨殺され、復讐のためテロリストへて変貌していくという男の話。 復讐していく中で、殺していく描写はリアルすぎるもののここまで犯人を応援したくなる小説ははじめてです。 結局、正義って何だろって考えさせてくれる小説です。
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☆3.6 最強と謳われる陸上自衛官・真田聖人の妻が殺された。犯人は未成年グループだったため、保護処分で済んだ。 真田は問う。正義とは何か、悪とは何か。残酷で華麗な復讐が始まった。 真田は真田の正義を、警察官の長間は長間の正義を貫いていて、双方に譲れないものがある。だからここで起...
☆3.6 最強と謳われる陸上自衛官・真田聖人の妻が殺された。犯人は未成年グループだったため、保護処分で済んだ。 真田は問う。正義とは何か、悪とは何か。残酷で華麗な復讐が始まった。 真田は真田の正義を、警察官の長間は長間の正義を貫いていて、双方に譲れないものがある。だからここで起きているのは戦争なんだ。 個人的には、古馬里香が真田側についた理由がよかった。一般的には色恋に走りそうなシチュエーションだけど、そうじゃなかった。
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