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植物の世界 草本編(上) の商品レビュー

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2022/11/25

 里山の活動に関わって十数年。退職してからは,毎週のように関わっている。  それで,以前は,ほとんど気にならなかった植物などに目が行くようになり,その名前だけではなく生態も気になるようになってきた。  本書は,わたしの参加しているNPOの事務所に置いてあった本。出てくる植物は少な...

 里山の活動に関わって十数年。退職してからは,毎週のように関わっている。  それで,以前は,ほとんど気にならなかった植物などに目が行くようになり,その名前だけではなく生態も気になるようになってきた。  本書は,わたしの参加しているNPOの事務所に置いてあった本。出てくる植物は少ないけれども,どれもとても不思議で興味深い植物人生をおくっている。  カタクリ,チゴユリ(保全林にある),ホソバナンテンショウは,特に詳しく教えてくれる。他にも,オオバナノエンレイソウ,ハマダイコン,ギンリョウソウ,なども,見たことあるような気がする。  ポリネーターという言葉は初めて聞いた。花にとっての送粉者のことらしい。受粉で面白かったのは,ナンテンショウ。メスの中に入っていったポリネーターは,出てこれなくなって死んでしまうそう。なんちゅうこっちゃ。

Posted byブクログ