資本主義の再定義 の商品レビュー
根拠のない断言が多い。あと、この方は経済学以外のことについては結構無知のようだ。少なくとも、タイトルに見合う内容ではない。個人的意見を散漫に綴ったエッセイというところ。
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欧米、日本、中国の例を照らし合わせることで、資本主義の多様性を浮き彫りにするとともに、21世紀の資本主義が直面する問題について論じている本です。 20年前に刊行された本ですが、こんにちから見ても、取り上げられているテーマは重要なものばかりだと思います。ただ、議論の掘り下げが十分...
欧米、日本、中国の例を照らし合わせることで、資本主義の多様性を浮き彫りにするとともに、21世紀の資本主義が直面する問題について論じている本です。 20年前に刊行された本ですが、こんにちから見ても、取り上げられているテーマは重要なものばかりだと思います。ただ、議論の掘り下げが十分になされていないという印象は否めません。著者は本書の中で、歴史主義的経済学と政治経済学を蘇生させ、新古典派経済学との3つどもえの緊張感の中で現実の経済現象への洞察を深めていくことが必要だという立場に立つことを表明しており、この立場そのものは非常に興味深く、著者の他の本も読んでみたいところです。
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