北風のうしろの国 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りて読みました。 黄ばんだページ、ぎっちりとページいっぱいに詰まった文字。 児童向けの読み物としてがボリュームがあるな~というのが、読む前の印象だったのですが、そんなことをすっかり忘れるくらいスーーッと読めました。 訳がいいのかな? 最初タイトルを見たときは主人公である、ダイヤモンドが北風のうしろの国で、どう過ごしたかが描かれているファンタジックな展開満載の本かと思いきや…でした。 ラストまでの運び、最後の一文に無駄がなく、ぶわっ…と北風を感じるように、感動が湧きあがる。 北風の後ろの国での場面より、現世とでもいうのか、こちらの世界においてのダイヤモンドのことがつづられています。 この作品の語り手である”作者”が登場するのは本当に最後になってから、伝聞の形でつづられるその文章は、物語を読むというより、目の前でお茶でも飲みながらお話を聞いているような。 話に一区切りついて、ふと窓の外を見た時、ダイアモンドが北風に抱かれてとんだ夜空を思ったりして。 これは、とっておきたい本ですね。 後で購入させて頂きます。
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家族に渡された本第三弾。母から。 風邪で寝込んだ時に買ってもらった記憶がある。 読んだ本がこれかどうかは不明だけれど、大きなハードカバーの本で、読み終わるまで随分かかった。 当時はいいとも悪いとも思わなかったのに、気づくとちょっとしたシーンが頭に残っている名作。 もう一度読みたい...
家族に渡された本第三弾。母から。 風邪で寝込んだ時に買ってもらった記憶がある。 読んだ本がこれかどうかは不明だけれど、大きなハードカバーの本で、読み終わるまで随分かかった。 当時はいいとも悪いとも思わなかったのに、気づくとちょっとしたシーンが頭に残っている名作。 もう一度読みたいな。
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