あおい木 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝僕は、森の入り口に立っていた。森の奥には何があるんだろう・・・森は、深く僕を包んだ。遥か向こうに、碧い木があるように見えた。今までに見たこともない、綺麗な碧だ。どんどん進んでいくと、碧い木は大きく広がった・・・それは、木ではなく、空だったのだ。何羽もの鳥が飛んでいる・・・近づいていくと、それは木ではなく、海だったのだ。何匹もの魚が泳いでいる・・・碧い世界は何処までも広がっていく・・・〟万華鏡を覗き見て、夢想の世界に遊離幽体したような、煌びやかな絵本。
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感覚がふかーい、絵本。絵自体は水彩画でカラフルながらもぼかしたり、光の強弱を多用している。青…空や海において、それぞれ鳥として空を飛び、鳥と話をし、魚として海を泳ぎ、魚と話をし、大局を見ることができるような成長をする主人公の話。
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