中島らも その日の天使 の商品レビュー
一時期、中島らもにハマっていた。娯楽性、独特の視点。物事を深刻に考えず、何か解脱、達観しているような生き方。らもの書いた本は読み尽くし、動画も見漁った。しかし、もう亡くなって20年近く経つ。読んで、見て、考え方を味わい尽くしたから、中島らもの経験談や価値観を記憶していた。だからだ...
一時期、中島らもにハマっていた。娯楽性、独特の視点。物事を深刻に考えず、何か解脱、達観しているような生き方。らもの書いた本は読み尽くし、動画も見漁った。しかし、もう亡くなって20年近く経つ。読んで、見て、考え方を味わい尽くしたから、中島らもの経験談や価値観を記憶していた。だからだろう、このエッセイを読んで感じたのは、懐かしさだった。 人の生活なんて、日々に微妙な違いはあれど、同じ嗜好、感性ならば、毎日は似たり寄ったりの繰り返しだ。だから、取り立てて物語りするような出来事は、そう多くない。まして他人の反応を意識するなら、人生のビッグニュースにランキングをつけても、すぐさま思い出せるのはベストテンもあるだろうか。中島らもですら、そうなのだろう。だから、灘高時代、印刷会社就職、アル中と入院の話、居候達との生活、ドラック、ロック、奥さん、芝居、楽器…これらのテーマは、他でも見聞きしたもの。目新しくなくて良いのだ。懐かしさが嬉しかった。
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2014.12.14 読了 さらさらーっと読んだ。途中、笑えるところもあれば、恥ずかしくもあるが誰もがわかるような人間の本質が書かれていて共感できる内容だった。1日1日を大切に、というよりも1日1日は自分の視点次第で面白くもなんとでもなるよって感じ。in 給料日前で金欠でやること...
2014.12.14 読了 さらさらーっと読んだ。途中、笑えるところもあれば、恥ずかしくもあるが誰もがわかるような人間の本質が書かれていて共感できる内容だった。1日1日を大切に、というよりも1日1日は自分の視点次第で面白くもなんとでもなるよって感じ。in 給料日前で金欠でやることないある日曜日の午後。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
木製のハンマーであたまを後ろからガンと殴られたような感じ。 ハッとした。 もっと読みたい。もっと読みたい。 気がついたらむさぼるように一字一句読んでいた。
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これは、素晴らしいエッセイ集です。 人生のエッセイというコンセプト、 そして「その日の天使」というタイトル。 すごくよくできた本だと思います。 なんちゅーか、よーやった、出版社。 そんな感じです笑。 こうして見ると、 この本が誰かの「その日の天使」になることもあるだろうと思い...
これは、素晴らしいエッセイ集です。 人生のエッセイというコンセプト、 そして「その日の天使」というタイトル。 すごくよくできた本だと思います。 なんちゅーか、よーやった、出版社。 そんな感じです笑。 こうして見ると、 この本が誰かの「その日の天使」になることもあるだろうと思いました。
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久しぶりに中島らもを読んだ。 読んだことあるようなエッセイもあったんですが。 あー、こんな人だった。 と懐かしく思い出しました。 ダメダメ人間ぷりが(・∀・)イイ!!ですよね。
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人生のエッセイ、という企画のようです。 既に出されているエッセイから、人生について書いているものを選んで再構成されています。 改めて面白かった! 他の著者のも読んでみよう〜。
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らもさん、超リスペクト。 らもさんは、頭の中に小説が出来上がっていて 原稿用紙に書き写すことがオックウだった。 そのオックウな作業をやるために 酒を浴びるように飲まなくてはならなかった。 ながら酒は怖い…気をつけよう。 たとえば、死にたくなった時にたまたま友達からメールが来...
らもさん、超リスペクト。 らもさんは、頭の中に小説が出来上がっていて 原稿用紙に書き写すことがオックウだった。 そのオックウな作業をやるために 酒を浴びるように飲まなくてはならなかった。 ながら酒は怖い…気をつけよう。 たとえば、死にたくなった時にたまたま友達からメールが来る。 それで救われることもある。 そんな時、その人は「その日の天使」なのだ…と らもさんは言う。 私の今日の天使は「冷凍ピザ」だ。
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